works > 広島県
● update:Apr.30,2015
abicにとって初めての「県」を単位とするブランディング事例である。
広島県が「行ってみたい」「住んでみたい」と国内外から選ばれる地域となるために、目指す姿をどのように規定するかという課題を受けた。
広島県は、宮島や原爆ドームなど多くの資産があり、資産のイメージは強い地域であるが、住みやすさなどの「価値」に結び付く連想は弱いのが現状である。
そこで、各地域の点の資産を棚卸し、それらを4つのコンセプト(目指す姿を方向づける複数のテーマ)に分類し、さらに4つのコンセプトがストーリーとして結びついたブランドステートメント(案)を規定した。そうしたプロセスをわかりやすくするために、イラストを用いたコンセプトブックを制作し、ひろしまブランドの将来像を共有化するためのツールを開発していった。
また、目指す姿の実現に向けて、 4つのコンセプトをそれぞれ指標化し、ひろしまブランドに関わる事業と効果の関係について分析を行った。