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クリエーターシリーズ 第二弾

第二弾のクリエーターは、飯田竜太さん。
本や紙を「彫る」という独自の手法で作品を発表し、高い評価を集めているアーティストです。
飯田さんは青森県は八戸市のアトリエで、幾重にも重ねられた活字から「Good Innovation.」のひと文字ひと文字を丹念に彫り込んでくれました。



いいだりゅうた

2004年、日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒。同年、第22回ひとつぼ展グラフィックアート部門グランプリ。09年、第12回岡本太郎現代芸術賞入選。青森県在住。
飯田竜太氏 オフィシャルサイト


飯田さんに聞く、制作の舞台裏 〜電通報インタビュー番外編〜

電通社内では、さまざまな表現の分野で活躍する方々へのアンテナが広がっています。「文字を作品にしている面白いアーティストがいる」との社内からの強い推薦の声がきっかけとなり、飯田さんにお願いすることになりました。

- 今回の「Good Innovation.」の作品の手法について教えてください。

飯田:自分としては完全に新しい試みでした。パソコンで普通に入手できるフォントを250種類集めて、アルファベット1文字について250種類の文字をインクジェットのプリンターで印刷する。それらの紙を重ね、カッターナイフで上から1枚ずつ切る行為を重ねていく。こうして、等高線のような段差のついた立体物のアルファベットを15個、制作しました。こうした、すごく単純で誰にでもできることに堂々と踏み込んでやっていくことの中にこそ、何か革新的なことが潜んでいるのでは、と考えたんです。とても稚拙で身近な行為から生まれるものからインスパイアーされることがあるのでは、と。

- 誰にでもできる、とおっしゃいますが、作業量と集中力を考えると、普通の人にはマネできないと思います。

飯田:僕の作品の制作工程は、考えて考え抜いたコンセプトのもとで、全く単純な作業をとにかく繰り返して、重ねていくんです。同じような行為を繰り返すことで、そこに定型のようなものが生まれて、自分の型みたいなものが出来上がる。すると、その定型の中では、即興的に楽に動けるようになってくるんです。これは、誰にとってもどんな世界や仕事でも共通していると思います。僕の場合は、切る、という行為を何度も何度も繰り返したから、これが型になった。なぜ切る行為なのかと言うと、これは人間の根源的な行為なのかも、と思ったから。人類は太古の昔から、木の実や肉を自分のサイズに必ず切って食べた。生きていくために自分じゃない物質から何かを切り取ってくる。これなら自分にもできる行為だ、と思ったんです。

- 飯田さんの作品を撮影して独特の味わいの企業広告になりましたが、感想は。

飯田:完成品を見て、さすがデザインのパワーはすごいな、と思いました。僕がカットして生まれた起伏や段差を、光の当て方や撮影手法で、とてもうまく表現してくれている。長い時間をかけて丁寧に撮影したんだな、ということがよく分かります。うれしかったですね。「うわあ」と思いましたよ。

(2012年11月、八戸にて)


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