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電通報
[バックナンバー]

電通が「2007年日本の広告費」を発表

電通は20日、日本の総広告費と媒体別・業種別広告費を推定した「2007年日本の広告費」を発表した。これによると、総広告費は7兆191億円で、前年比101.1%と4年連続の増加となった。今回、媒体別広告費の推定範囲の改訂を行い、2005年にさかのぼってまとめた。
 
07年(1〜12月)の広告費は、日本経済の景気回復を背景に前年実績を上回った。年前半は、前年のトリノ冬季オリンピックやFIFAワールドカップによる高い伸びの影響で低迷したが、年後半は、参議院選挙や世界陸上大阪大会、東京モーターショーなどがプラス材料となって持ち直した。
 
媒体別に見ると、「新聞広告費」が前年比5.2%減、「テレビ広告費」が同0.9%減となり、「マスコミ4媒体広告費」は同2.6%減と3年連続で前年を下回った。
 
4媒体広告以外では、「フリーペーパー・フリーマガジン」「展示・映像他」「DM」などが増加した「プロモーションメディア広告費」(前年比1.9%増)が4年連続の増加。BSデジタル放送などの増加で「衛星メディア関連広告費」(同10.8%増)が引き続き伸びた。「インターネット広告費」(同24.4%増)は検索連動広告、モバイル広告を中心に拡大を続けた。
 
業種別の広告費は、4媒体では参議院選挙、環境関連の広告が増加した「官公庁・団体」、ガス、遊技機関連が活発だった「エネルギー・素材・機械」、デジタルカメラなどが好調だった「精密機器・事務用品」など21業種中11業種が前年を上回った。一方、「金融・保険」「自動車・関連品」「家電・AV機器」などが減少した。
日本民間放送連盟が民放ラジオ101社統一キャンペーン

日本民間放送連盟(民放連)は25日〜3月3日、民放ラジオ101社統一キャンペーン「ラジオで逢いましょう」を実施する。3月3日を「民放ラジオの日」と制定し、各界の著名人がラジオの魅力について語るPRスポットなどを展開していく。
 
同キャンペーンは民放連加盟のラジオ101社で実施。ラジオの有用性をあらためてアピールするとともに、新規リスナーを開拓し、ラジオ接触の機会拡大を図ることを目的としている。
 
25日〜3月2日には、ラジオの特性である「パーソナルメディア」「ながら聴取」などの良さを伝える20秒スポットや、キャンペーンに賛同した17組の著名人が民放ラジオの日を告知する10秒スポットなどが展開される。
 
民放ラジオの日の3月3日には、著名人による「ラジオへの熱い思い」「ラジオを好きな理由」などのメッセージが40秒または60秒スポットで放送される。
 
また、キャンペーンに合わせて専用ホームページ(radio101.jp)を開設。「好きなパーソナリティー」「ラジオに関するエピソード」などをリスナーから募集し、3月3日に各ラジオ局の生番組内で紹介する。さらに応募者の中から抽選で101人に、ラジオ101社が用意したプレゼントが贈られる。

【著名人告知スポット出演者】
阿川佐和子、秋元康、ASIAN KUNG-FU GENERATION、王貞治、小倉智昭、小曽根真、久米宏、テリー伊藤、中村雅俊、福山雅治、別所哲也、松井秀喜、みのもんた、三宅裕司、山下達郎、吉永小百合、和田アキ子(50音順、敬称略)


全日本空輸(ANA)が国内線「プレミアムクラス」の広告

全日本空輸(ANA)は4月1日から、ゆとりある座席空間と空港・機内サービスをさらに充実させた「プレミアムクラス」を国内線に導入する(シートピッチの拡大と新シートへの仕様変更は順次展開)。これに伴い、俳優の三國連太郎さん、佐藤浩市さん親子を起用し、発売を開始した2月1日から広告を行っている。
 
1日付朝日、読売、日本経済新聞に出稿した全ページカラー広告は、プレミアムクラスのシートにゆったりと腰掛ける三國さんと、その傍らに立つ佐藤さんのビジュアルで、「プレミアムは好きだ。ゴージャスは、微妙に嫌いだ。」のコピーを添えて関心を喚起。50インチへのシートピッチ順次拡大、全便での機内食提供、羽田・伊丹空港でのANAラウンジの用意などの特徴を訴求した。
 
テレビCM「地上」編は、親子が機内のプレミアムクラスで偶然居合わせる内容。「会っちゃうんじゃないかなと思ったんですよ。ここで」と言う佐藤さんに三國さんが笑顔で応える。何げないやりとりの中に醸し出される洗練された雰囲気とともに、プレミアムクラスの誕生を印象付けている。


「東京マラソン2008」に14社が協賛

「東京マラソン2008」(主催=日本陸上競技連盟、東京都 共催=読売新聞社、日本テレビ放送網、フジテレビジョン、産経新聞社、東京新聞)が17日、東京都心で開催された。大会には国内外のトップランナーと市民ランナー3万2426人(10キロ、車いすの部など含む)が参加。スタートの新宿区・東京都庁からゴールの臨海副都心・東京ビッグサイトまでの沿道では166万人が声援を送った。協賛企業の活動、関連イベント、テレビ放送を中心に紹介する。
 
今年で2回目の同大会は、東京メトロが特別協賛。スターツ、アシックス、大塚製薬、トヨタ自動車、セイコー、日本光電、久光製薬、広友リース、コナミスポーツ&ライフ、JTB、セブン−イレブン・ジャパン、東京ビッグサイト、フォトクリエイトの13社が協賛した。
 
東京メトロは全ランナーのゼッケンの上部にロゴを掲出。また、スタートやゴール地点のゲート、沿道と折り返し地点のバナー、キロメートル表示、給水ポイントなどのサイン類に、協賛13社のロゴとともに露出した。
 
スターツは招待選手と男子ランナーのゼッケン下部にロゴを表示したほか、320人の社員が障害のあるランナーのサポートや給水・給食所のボランティアとして活動。アシックスは女子ランナーのゼッケン下部のロゴ表示をはじめ、大会関係者やボランティアへ環境に配慮した素材の帽子とコートを提供した。大塚製薬は大会オフィシャルドリンクとして筋肉の栄養となるBCAAを配合した「ダブルアミノバリュー」を28万杯供給。トヨタ自動車は「プリウス」などの環境に優しいハイブリッドカーを提供し、セイコーは公式計時を担当。日本光電はコースに心臓の心室細動に用いる医療機器「AED」とスタッフを配置。久光製薬はゴール地点で消炎鎮痛剤「エアーサロンパス」を配布した。
 
沿道では、東京都が応援イベント「東京大マラソン祭り」を26カ所で実施。60万人の観衆を集めた。
 
また、今年から「東京マラソングリーンプロジェクト」を展開した。大会のすべての電力はバイオマス発電を用い、沿道のイベント会場ではリユースできる食器を使用。緑を増やす施策に生かす「緑の東京募金」の実施や、完走記念に同プロジェクトのシンボル「緑の靴ひも」を贈呈するなどして、環境に配慮した持続可能なシティマラソンを提示した。
 
北京オリンピックの日本男子代表選考会を兼ねた今大会の模様は当日、「東京メトロ スポーツスペシャル 東京マラソン2008」(午前9時〜11時40分)として日本テレビ系31局ネットで生放送され、関東地区で視聴率20.6%を記録した。番組第2部(同日午前11時55分〜午後4時25分)は関東ローカルで生放送。ゴールを目指す市民ランナーの頑張りや応援の様子などが伝えられた。
第31回日本アカデミー賞授賞式開催

第31回日本アカデミー賞の授賞式が15日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、15部門の最優秀賞と、新人俳優賞、協会特別賞などが発表された。
 
最優秀作品賞は、リリー・フランキーさんが亡き母への思いを中心に、親と子、友情、青春の屈託をつづったベストセラー小説の映画化作品「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(製作=日本テレビ、リトルモア、松竹、衛星劇場、三井物産、電通など 配給=松竹)が受賞した。同作品で最優秀主演女優賞に輝いた樹木希林さんは、「日本アカデミー賞がこれからも名実ともにさらに素晴らしい賞になっていくことを願っている」とあいさつした。また、同作品は、監督賞(松岡錠司さん)、助演男優賞(小林薫さん)、脚本賞(松尾スズキさん)など5部門で最優秀賞を獲得した。
 
最優秀主演男優賞は、第1作に続き「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で、売れない作家役を演じた吉岡秀隆さんが受賞。吉岡さんは「同じ役で二度賞を取れるとは思ってもいなかった。また、映画の中では芥川賞をもらえない作家役だったので、受賞できてうれしい」と喜びを語った。
 
主な最優秀賞受賞者と作品は次の通り(敬称略)。▽助演女優賞=もたいまさこ(「それでもボクはやってない」)▽アニメーション作品賞=「鉄コン筋クリート」▽外国作品賞=「硫黄島からの手紙」


銀行の「グリーン度」調査でHSBCが首位

地球環境への保護や取り組みが銀行業界にも求められるようになってきた。米国の環境保護団体や投資関連団体などからなる連合組織「CERES(セリーズ=環境に責任を持つ経済のための連合)」がこのほど発表した世界の金融大手40法人「環境保護の進み具合」で、ロンドンを拠点とする金融・銀行グループのHSBCが100点満点中70点で首位となった。
 
世界全体で6兆ドルの市場規模を持つ金融・銀行業界が気候変動に対して重要な役割を果たすキープレーヤーであるとして、米国16法人、欧州15法人、アジア5法人、カナダ3法人、ブラジル1法人を対象に役員会での取り組みやエネルギー効率、情報公開度、エネルギー戦略などをセリーズが6カ月かけて調査した。
 
HSBCは取締役会に「環境監視委員会」を置いているほか、役職として「最高環境責任者」を設置。業務で必要なエネルギーの40%を再生可能なソースから購入していることなどが高く評価された。また、同行はエネルギー効率の改善に9千万ドル、四つの環境団体との提携に1億ドルを投じている。上位5行はいずれも欧州の金融機関だった。
 
米金融機関では最高が全体6位のシティグループ(59点)で、次いで7位にバンク・オブ・アメリカ(56点)が入った。シティグループは昨年5月、今後10年間に500億ドルを投入して地球温暖化対策に取り組むと発表したのが評価された。バンカメも同じ期間に200億ドルを投資するほか、2008年は融資関係の炭素排出量増加率を04年比で7%縮小することを目指すとしている。
 
セリーズの報告書によると、世界の金融40法人は合わせて約100件に上る気候変動や関連規制がらみの報告書、投資戦略を発表している。また28法人は独自で温室効果ガス排出量を算出し、24法人は社内の削減目標を設定、29法人は代替エネルギー導入を支援しているという。
 
だが、調査対象のうち評価が50点以下の金融機関が過半数を占め、平均は42点でまだまだ低いのが現状だ。アジア5法人の最下位は中国銀行の4点で、中国工商銀行も8点にとどまった。日本の銀行は三つのフィナンシャルグループが対象となったが、三菱UFJが39点、三井住友が33点、みずほが24点と総じて低得点だった。


独、消費者が選ぶ「ベストブランド2008」

今年で5回目を迎えたドイツの消費者が選ぶ「ベストブランド2008」は、企業ブランド部門首位がルフトハンザ航空、商品ブランド部門はキヤノン、成長ブランド部門がソニー・エリクソンで、「トップの好きなベスト高級車」という特別部門ではアストンマーチンが栄誉に輝いた。
 
ベストブランドを主催するのはサービスプラン社、調査会社GfK、セブンワンメディア、経済誌『ビルトシャルツボッヘ』、独ブランド連盟、GWPメディアマーケティングの6者。審査委員会方式による選択ではなく、市場における成功と消費者の人気という二つのクライテリアに基づいて選出されるところが一味違う。GfKによる調査は昨年10、11月に実施された。
 
企業ブランド1位のルフトハンザのアンドレアス・ビアベルト部長は首位に輝いた理由として、毎日同ブランドに新しい命を吹き込んでいる1万5千人の乗務員を挙げた。同部門2位はディスカウント小売りチェーン大手のアルディで、3位はアディダスだった。
 
同部門では自動車のポルシェ(前回3位)とダイムラー(当時はダイムラー・クライスラーで6位)がトップテン圏外に去るという波乱があった。代わってBMWが9位から8位に、アウディが9位に入った。アウディの躍進は目覚ましく、自動車オーナー団体ADACのゲルバー・エンゲル(黄色い天使)賞ブランド部門ではメルセデス・ベンツやBMWを抑えてトップを獲得している。
 
商品ブランド部門では前回同様、キヤノンがデジタル一眼レフ人気の高まりで1位を確保した。2位はアディダス、3位はコーヒーチェーンのチボーだった。
 
成長ブランド部門では携帯電話のソニー・エリクソンが2年連続で首位を守った。2位はパナソニックで、3位のブリーズ以下10位までがすべて新顔だった。01年誕生のソニー・エリクソンは当初、2.5%のシェアしかなかったが、今では24%とノキアに次ぐナンバー2に成長している。
 
今回の特別部門「トップが好きなベスト高級車」では、エモーショナルな面が目立った。首位のアストンマーチンDB9をはじめ、2位ランボルギーニ・ムルシェラゴ、3位アウディR8など、スポーツカーがトップ10を席巻した。


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