戦略思考の広報マネジメント

◎あなたの会社の広報に、「戦略」はありますか?

近年、企業における広報部門の役割がますます重要になりつつある。 その背景にあるのは、企業のグローバル化や雇用問題、SNSの普及など、社会環境の目まぐるしい変化を受けた「ステークホルダーの多様化」だ。
こうした環境下において、企業の広報部門は、社会環境の変化やリスクをうまくコントロールしながら、企業価値の最大化に貢献する役割も求められるようになっている。 本書では、こうした流れを踏まえつつ、企業の広報には「経営戦略と一致した戦略があるべき」とのスタンスに立ち、優れた広報活動とは何か、また広報力を向上させるためには何をすべきかを8つの視点から考察する。

◎「広報力調査」から見えてきた、日本企業の広報活動の実態

本書発行に先立ち、企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内)では、国内の上場企業を対象に「広報力調査2014」を実施した。本書ではその結果をもとに、上場企業の広報活動の実態を分析し、共通の課題をあぶり出す。
併せて、それらの対策に成果を上げる先進企業の取り組み事例を紹介するほか、企業情報を扱うメディアや、ステークホルダーとの関係構築に関係の深い機関への取材を実施。 様々な方向から企業の広報力向上のヒントを探る。

著 者 三浦健太郎、阪井完二、黒田明彦、北見幸一、末次祥行、戸上摩貴子
(監修:清水正道)
定 価 1,800円+税
発行日 2015年4月6日
ISBNコード 978-4-86443-074-6
仕 様 四六版/並製・288頁
発 行 日経BPコンサルティング

◎本書の内容

CHAPTER 1 なぜ広報に戦略が必要なのか
CHAPTER 2 戦略的広報活動に必要な8つの視点
CHAPTER 3 広報における3つの活動領域
CHAPTER 4 広報力向上のための対策1{戦略構築}
CHAPTER 5 広報力向上のための対策2{情報創造}
CHAPTER 6 広報力向上のための対策3{関係構築}
CHAPTER 7 広報力向上のための対策4{危機管理}
CHAPTER 8 企業が広報力を高めるために

危機に直面した三井化学の事例、スターバックスの広報戦略など企業へのインタビューに加え、テレビ東京ワールドビジネスサテライトやヤフー・ジャパンなど報道関係者にもインタビュー。広報によって良い経営環境を創り上げたいビジネスマンにとって必読の著である。

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