| 広告景気年表 |
| 2002年 | 03/3 |
2002年
■ 経済白書 副題(2002)
改革なくして成長なし2
首相 小泉純一郎
■ 経済概況(2002)
○平成14年の日本経済は、年初から輸出主導による緩やかな景気回復が続いた。14年の実質経済成長率は0.3%で4年連続のプラスとなった。年後半になって米国の景気減速による輸出の伸び悩みとともに、銀行の不良債権処理加速による影響が懸念されて株価が急落するなどで景況感が悪化した。設備投資は減少、住宅投資や個人消費も低迷が続いた。百貨店やスーパーは一時回復の兆しが見えたが低調。家電や自動車も全体では減少した。
| 経済成長率 | 名目 -1.3% | 実質 0.3% |
| 民間最終消費支出 | 名目 0.0% | 実質 1.5% |
| 民間企業設備投資 | 名目 -7.4% | 実質 -3.8% |
| 輸出 | 名目 6.2% | 実質 8.2% |
| 消費者物価 | -0.9% |
■ 日本の広告費(電通調査)(2002)
○総広告費は2年続けて減少となる。W杯などがあったが情報・通信や飲料・嗜好品をはじめ多くの業種が減少、年前半に大幅な落ち込みとなる。衛星メディアは伸び悩みで減少、インターネットはナショナルクライアントが本格出稿で加速。
億円 |
対前年比(%) |
|
| 総広告費 | 57,032 | (94.1) |
| 新聞 | 10,707 | (89.0) |
| 雑誌 | 4,051 | (96.9) |
| ラジオ | 1,837 | (91.9) |
| テレビ | 19,351 | (93.6) |
| SP | 19,813 | (96.7) |
| 衛星メディア | 425 | (90.2) |
| インターネット | 845 | (115.0) |
■ 政治・経済・業界(2002)
×通貨統合参加12ヶ国でユーロの紙幣・通貨の流通開始(1.1)。
○三和銀行と東海銀行が合併し、UFJ銀行が誕生(1.15)。
○米ウォルマートが西友に出資、包括提携で合意(3.14)。
○疑惑絡みで辻元清美氏(3.26)、加藤紘一氏(4.8)、田中眞紀子氏(8.9)など有力議員の辞職が相次ぐ。鈴木宗男議員は逮捕される(6.19)。
○第一勧銀、富士、興銀の再編によりみずほが開業(4.1)。大規模なシステムトラブルが続いた。
○ペイオフが一部解禁(4.1)。
×米ヒューレットパッカードとコンパックが合併(5.7)。
○日本経済団体連合会(日本経団連)が発足(5.28)。
×米通信大手のワールドコムが倒産(7.21)。
○ 郵政関連法が成立(7.24)。日本郵政公社が03年4月発足へ。
○ 東京電力の原子力発電所で点検記録の改ざんが発覚(8.29)。
○ 小泉首相が日本の首相として初めて北朝鮮の金正日総書記と会談(9.17)。
○ NKKと川崎製鉄が経営統合(9.27)。
○小泉改造内閣発足(9.30)。
○日本航空と日本エアシステムが経営統合(10.2)。
○ペイオフの全面解禁を2005年4月まで延期(10.7)。
○政府は総合デフレ対策を決定、産業再生機構の設置を盛り込む(10.30)。
×中国で胡総書記を中心とする新指導部が発足(11.14)。
○ 東北新幹線の盛岡、八戸間が開業(12.1)。
×次期韓国大統領にノ・ムヒョン氏が当選(12.19)。
○ 住宅着工は前年比1.9%減で2年連続減少。新車販売も前年比2.3%減、百貨店・スーパーも6年連続で前年割れ。失業率は年間平均で5.4%、前年比0.4ポイント悪化で2年連続の過去最悪を更新。失業者数は331万人。
○ 企業倒産は19,458件で3年連続で前年を上回り、戦後2番目の高水準となる。上場企業の倒産は29件で戦後最多を記録。
○ 携帯電話の加入台数は7,908万台となり人口普及率は62.0%に、カメラ付き携帯電話は5人に1人の割合に。
○ 4月までは円安基調が続いたが、5月から円高に転じ9月以降は120円台と なる(12.30)。株価は8月まで10,000円前後で推移するが10月には9,000円
を割り、11月にはバブル崩壊後の最安値を記録するなど低迷。
■ マスコミ・広告・媒体(2002)
○ TBSが横浜ベイスターズを買収(1.26)。
○ 冬季五輪開催報道のため一部の一般紙が新聞休刊に特別版を発行(2.12)。
○ 冬季五輪の平均視聴率が6.4%で前回長野大会を下回る(2.24)。
○ 110度CSデジタルが本放送を開始(3.1)。
○スカパーの総登録者数が300万人を突破(3.4)。
○ 総務省は2001年末のインターネット普及率が44%と発表(5.21)。
○ サッカーW杯で日本対ロシア戦の視聴率がスポーツ中継歴代2位の66.1%を記録(6.9)。
○ 総務省は3月末のケーブルテレビ加入世帯数を1,303万世帯と発表(6.10)。
○ メディア規制2法案が国会で継続審議となる(7.31)。
○ スカパーBB本格サービス開始(8.1)。
○ 衛星デジタル音楽放送(セント・ギガ)が総務省より再免許を取得(11.1)。
○ 博報堂、大広、読売広告社の3社が2003年秋に共同持ち株会社を設立する経営統合計画を発表(12.2)。
○ 電通が汐留シオサイトの新本社ビルで本格業務開始(12.2)。隣接する複合施設カレッタ汐留には日本初の広告資料館「アド・ミュージアム」もオープン。
○ BSデジタル放送の普及世帯数は約366万世帯、CS放送の個人契約者数は約294万件となる(12.31)。
○ 総務省は2002年末のインターネット利用者は6,942万人、人口普及率は 54.5%と発表(12.31)。
■ 媒体の発足(2002)
○雑誌−女性誌「PS(プリティー・スタイル)」小学館4.1、「メロン」祥伝社 8.31、「ベビモ」「プレモ」主婦の友社10.15、「STORY」光文社
11.1、「スウィート」宝島社12.12など。 男性誌−「サムライマガジン」英知出版3.6、「Sportiva」集英社3.25、「ライド」ベストセラーズ4.6、「SENSE」主婦の友社8.24など。 生活情報誌−「BS&CSザ
テレビジョン」3.23、「けっこんぴあ」ぴあ6.22、「月刊シュシュ関西」角川書店 6.28、「テレパルf」小学館9.24、「テレビサライ」小学館9.24など。 ビジネス・マネー誌−「日経ビジネスアソシエ」日経BP4.8など。
○主な休廃刊は「mc sister」アシェット婦人画報社、「Petit seven」小学館、「実業の日本JN」実業之日本社、「DIAS」光文社、「鳩よ!」マガジンハウス、「Balloon」「わたしの赤ちゃん」主婦の友社、「TANTO」集英社、「MILES」徳間書店、「gli(グリ)」講談社。
○民放テレビ局数 127局・民放ラジオ局数 101局
○コミュニティ放送局数 159局(8局増)
○創復刊誌数 197誌,休廃刊誌数 152誌 (パソコン誌15誌が休刊)
■ 国内10大ニュース(2002)
○初の日朝首脳会談、その後拉致被害者が24年ぶりに帰国(9.17、10.15)
○サッカーW杯日韓共同開催、日本は決勝トーナメント進出(5.31〜6.30)
○ノーベル賞で日本初のダブル受賞(10.8、9)
○牛肉偽装事件や食品不正表示相次ぐ(1〜8)
○疑惑絡みで辻元、加藤、田中の衆議院議員辞職(3〜8)
○鈴木宗男衆議院議員あっせん収賄容疑で逮捕(6.19)
○原発のトラブル隠し発覚(8.29)
○住民基本台帳ネットワーク稼動(8.5)
○株価バブル崩壊後の安値更新(11.14)
○長野県知事選で前知事の田中康夫氏が圧勝(9.1)
■ 海外10大ニュース(2002)
×イラクの大量破壊兵器疑惑に対する国連査察4年ぶり再開(11.27)
×中国、瀋陽の日本総領事館に北朝鮮一家が駆け込み亡命(5.8)
×中国共産党が胡錦濤総書記体制の新指導部選出(11.14)
×韓国大統領選で与党民主党のノ・ムヒョン氏当選(12.19)
×欧州単一通貨ユーロの現金流通始まる(1.1)
×米大統領が北朝鮮、イラク、イランを「悪の枢軸」と非難(1.29)
×インドネシア、バリ島で爆弾テロ(10.12)
×北朝鮮が核開発継続を認める(10.16)
×イスラエル軍、パレスチナ自治政府議長府を制圧(3.29)
×アフガニスタンでカイザル大統領新政権発足(6.19)
■ 生活(2002)
○ 道路交通法改正で飲酒運転の罰則が強化される(6.1)。
○国民に11ケタの住民票コードを付け国や自治体が個人情報をオンラインで共有する住民基本台帳ネットワークが稼動する(8.5)が、個人のプライバシーが守られるか否か問題も多く、スタートから自治体の不参加が続出した。
○ 東京都千代田区が全国初の路上禁止区域での喫煙やポイ捨てなどを禁止する条例を施行(10.1)。
○ 食品業界の不祥事相次ぐ−牛肉偽装(1月、6月、7月)、食肉不正表示(3月)、BSE確認(5月、8月)、無認可香料(5月)、中国製ダイエット薬品で健康被害(7月)、中国産冷凍野菜から残留農薬(8月)などで、新聞の広告欄が「お詫びとお
知らせ」で埋め尽くされた。
○ 東京電力の原発で点検記録の改ざんが発覚、生活者の不信感が高まった。
○ ノーベル賞W受賞−物理学賞で東大名誉教授の小柴昌俊氏が、化学賞ではサラリーマンの田中耕一氏が日本で初の2部門受賞が決まった(10.8-9)。飾らない2人の人柄もあり久々の明るいニュースとなった。
○ スポーツで沸いた1年−2月の米国ソルトレークシティで開催された冬季五輪大会に続き6月にはアジアで初めてのサッカーW杯が日本・韓国共催のもとで行なわれ、世界トップレベルのプレーを堪能すると共に日本が初めて決勝トーナメントへ進出するなど歴史的な大会となった。また、年末には日本プロ野球界屈指のスラッガー松井秀喜選手が米大リーグ、ニューヨークヤンキースに移籍が決まるなど誰もが注目する話題が続いた。
○ タマちゃんに癒された人々−8月、多摩川に突如現れたアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」はその丸くて愛くるしい姿で人々を魅了し、多くのファンを生み出した。毎日川へ通い詰める人がいたり「見守る会」が結成されるなどその人気ぶりは流行語大賞にまで輝いた。
○誰もが知っている歌?−子供のころ誰もが一度は歌った「大きな古時計」が60万枚のヒットを記録したり、スーパーの鮮魚売り場から主婦やその子供の間で人気となった「おさかな天国」などシンプルな歌が大ブレークした。
JR上野駅新駅舎(2.22)、丸ビル新装開業(9.6)、汐留駅開業(11.2)、りんかい線全線開通、東北新幹線の盛岡−八戸間が開業(12.1)。
■ 時の商品・新製品(2002)
○ 人とのつながりを楽しむ商品−丸ビル、カメラ付き携帯電話、サッカーW杯、ADSL、小沢征爾 第九のライブ録音CD、Jrファッションブランド、食のテーマパーク、東京ディズニーシー、横浜赤レンガ倉庫2号館、ガチャポン、職住近接マンション、カレッタ汐留。
○ 日本を見つめ直した商品−日本語ブーム、昭和30年代テーマパーク、駄菓子、復刻版家電・家具、讃岐うどん、おにぎり、元ちとせ、亜麻色の髪の乙女。
○ 自分を見つめ直した商品−廃虚ブーム、アミノサプリ、「生きかた上手」、プチ整形、「老いてこそ人生」、健康エコナ マヨネーズタイプ、高級ブランド。
○ 心地よさややすらぎの商品−ハリー・ポッター、スター・ウォーズ、大きな古時計、バウリンガル、タマちゃん、マイナスイオン家電、個室レストラン。
○ 注目を集めた商品−PDPテレビ、中国 上海、180円スニーカー、「海辺のカフカ」、アカペラ、松井秀喜、アブトロニック、菊川 怜、マーチとイスト。
○新発想商品−トップオープンドラム式洗濯機、ホテイチ、部屋干しトップ。
■ 話題の広告(2002)
・<ボス ボス♪いつもそばにいてね>=サントリー
・<DAKARA 余分なもの>=サントリー
・<au インターネット接続サービス>=KDDI
・<FMV 何でここにいるんだ>=富士通
・<Qoo 子供だってうまいんだも〜ん>=日本コカ・コーラ
・<ジョージア 〜♪明日があるさ>=日本コカ・コーラ
・<アイフル ペット編>=アイフル
・<タンスにゴンゴン>=大日本除虫菊
・<ホットペッパー ケチャップついてるやん>=リクルート
・<黒ラベル Love Beer?な男>=サッポロビール
・ <ポカリスエット 宇宙ステーション内>=大塚製薬
・ <ギャッツビー 人生いろいろ♪>=マンダム
・ <ムービー写メール>=ジェイフォン
・ <愛の分け前プレゼントキャンペーン>=全日本空輸
・ アジアで初めてのサッカーW杯が日韓で開催され、公式スポンサーを中心に数多くの企業がW杯バージョンのCMをオンエア。ナイキ、アディダスはスター選手を起用することで注目される。
■ 話題のテレビ番組(2002)
○ アジアで初めて開催されたサッカーW杯は、世界のスター選手が活躍するとあって大きな注目を集め、日本中がその中継に沸いた。日本対ロシア戦(フジ)は66.1%でスポーツ中継歴代2位の視聴率を記録。決勝のドイツ対ブラジル戦(NHK)後半も65.6%の3位、地上波で放送した40試合の約半数の19試合が30%を超えた。
○日本テレビは9年連続の年間平均視聴率4冠を達成、民放2位のフジを3位のTBSが追い上げた。
○ ドラマやバラエティーは年間をとおして前半はサッカーW杯に後半は拉致報道の影響からか不振。特にドラマはここ数年視聴率の数字が下がり続けている。平均視聴率が20%を超えた作品は「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)、「空から降る一億の星」(フジ)など3本のみ。過去に実績を残したタレントを起用してもその数字は伸びず、4割近くの作品は平均視聴率1ケタと苦戦が続いている。
○ 昨年のワイドショーの主役であった「小泉ワイドショー内閣」の政治家らを巻き込んだ度重なる疑惑の報道は、人気のあった彼らのイメージを損なわすことでワイドショーそのものの人気も落とす結果となった。
○ 1956年から46年間続いた「東芝日曜劇場」(TBS)から1社提供スポンサーの東芝が完全撤退、長寿番組のひとつが消えた。
○TBS系列が史上初の地上波とBSデジタル放送連動で孤島でのサバイバルゲームをテーマにしたライセンス番組が、日本版「サバイバー」、米版「サバイバーV」として放送され注目を浴びる。
■ NHK(2002)
《ほんまもん》 22.6% 《さくら》 23.3% 《まんてん》
〈利家とまつ・加賀百万石物語〉 22.1%
○ 「紅白歌合戦」の視聴率は3年連続の50%割れで、89年に次ぐワースト2位。
○ 昨年なんとか同率で踏み止まった大河ドラマはトレンディドラマの人気タレント起用で3年ぶりに平均視聴率を20%台に押し戻した。地元石川県ではドラマの経済効果が786億円にのぼる。
○大相撲秋場所で週末を中心に6日間、初の字幕放送を行う。
■ 流行語(2002)
タマちゃん、W杯、中津江村、貸し剥がし、声に出して読みたい日本語、真珠夫人、ダブル受賞、内部告発、ベッカム様、ムネオハウス、拉致、びみょー、GODZILLA(ゴジラ)、プチ整形、イケメン、食肉偽装、マイナスイオン、ワン切り、○○再生
■ 流行歌(2002)
レコード大賞:浜崎あゆみ <Voyage>
最優秀新人賞:中島美嘉 <Forever Memories>
1.independent(『H(independent, july 1st,HANABI) 』(3曲A面))<浜崎あゆみ>
2.traveling <宇多田ヒカル>
3.ワダツミの木<元ちとせ>
4.Life goes on<Dragon Ash>
5.Way of Difference<GLAY>
6.SAKURAドロップス/Letters
7.大きな古時計
8.愛のうた
9.Voyage
10.光
○ 総売上金額は3,001億7千万円で昨年より22.2%ダウン、総売上枚数は1億3,738万5千枚。シングルは史上最悪の昨年よりさらに落ち込みアルバムも2ケタの落ち込みとなる。ミリオンセラーはシングルが1作、アルバムは7作となり、深刻な低迷となる。
■ 話題の映画(2002)
洋画
1.ハリー・ポッターと賢者の石
2.モンスターズ・インク
3.スター・ウォーズ・エピソード2
4.ロード・オブ・ザ・リング
5.スパイダーマン
邦画
1.猫の恩返し/ギブリーズepisode2
2.名探偵コナン ベイカー街の亡霊
3.ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃
4.ポケットモンスター 水の都の護神/他
5.ドラえもん のび太とロボット王国/他
○年間入場者は1億6,076万人で前年比98.5%、252万人のダウンであったが業界としてみれば健闘した年といえる。映画館数は2001年より50館増え、2,635館で9年連続の増加となる。
○興行収入は1,967億円で、前年比98.3%であった。昨年の好調さを上半期は持続したが下半期になり下降した。
■ ベストセラー(2002)
1.ハリー・ポッターと賢者の石 他3部<J・K・ローリング>
2.ビッグ・ファイト・キャットの世界一簡単な英語の本<向山淳子ほか>
3.生き方上手<日野原重明>
4.声に出して読みたい日本語<齋藤孝>
5.世界がもし100人の村だったら<池田香代子ほか>
○出版業界は6年連続のマイナス成長。販売額は前年比0.6%減の23,105億円。販売金額で書籍は6年ぶりにプラスとなるが、雑誌は5年連続のマイナス。
○厳しい環境の中、書籍は「ハリー・ポッター」シリーズや英語学習書、日本語関 連書が健闘する。雑誌は分冊百科が数多く創刊された。
■ 話題のマンガ(2002)
○コミックス誌は7年連続の前年割れ、コミックは3年連続のプラス成長。
○ 大ヒットした「あしたのジョー」「巨人の星」を収録した講談社の『少年マガジン名作コレクション』(「ジョー&飛雄馬」)が団塊の世代を中心に人気となる。『イブニング』や『週刊少年ジャンプ』もかつての名作、人気作の続編を連載し話題を呼んだ。
○ 『少年ジャンプ』が『少年マガジン』を抜き返しコミック誌の首位に立つ。
○ 『少年ジャンプ』の英語版月刊誌が米国内で発売される。
ONE PIECE(集英社)、ブラックジャックによろしく(講談社)、バガボンド(講談社)、MONSTER(小学館)、すべてに射矢ガール(講談社)、テニスの王子様(集英社)、ヒミズ(講談社)、NANA−ナナ−(集英社)
■ ファッション(2002)
○ 前年から流行がみられたジーンズやスパッツの上にスカートやワンピースを重ね着するダブルボトムのスタイルがブレイクした。
○ 春夏のトレンドはボヘミアン。放浪生活を送るジプシーや自由気ままな芸術 家をイメージしたファッションで、1960〜70年代のブームの再燃となった。
○ サッカーW杯で来日したイングランド主将ベッカム選手の髪型・ソフトモヒ カンが流行、ベッカムもどきの男性が街に溢れた。
○秋にはクロス(=十字架)モチーフのペンダントが人気となる。
○ ブーツとロングマフラーはすっかり定着し、この秋冬の目新しい流行はニッ トの帽子。耳当て付きやボンボリ付き、ターバン風等が若者に人気となった。
■ 気象状況(2002)
○ 冬から春にかけて全国的に高温傾向が続いた。3〜4月は極端に高温となり、 東京では4月初めに25℃を超える夏日となった。夏は北日本で低温・多雨・ 寡照、西日本では高温・小雨・多照と地域差が大きく、梅雨前線の影響は少
なかったが、東日本と東北では台風の影響もあり、降水量が平年より5割以 上多かった。台風は1951年以降初めて関東地方に3個上陸、うち2個は7月 中に上陸するなど、襲来も平年に比べ早かった。10月中旬まで各地で夏日を
観測するほど残暑が続いたが、同月下旬以降は真冬並みの気圧配置となり、11 月には平年より1カ月早く各地で初霜、初氷が観測され寒い秋となった。12 月も関東に大雪が降るなど、北日本・東日本では低温が続いた。
×世界の年平均地上気温の平年差は+0.54℃で、統計史上2番目に高かった。
×1997年以来5年ぶりにエルニーニョ現象が発生した。
×3月に中国で過去最大規模の黄砂が発生。8月には中東欧諸国で150年ぶりの大洪水が発生し多数の被災者を出した。中国や韓国、南アジアなどでも洪水による被害に見舞われる一方、北米大陸では記録的な干ばつが発生した。12月にはオーストラリアで100年ぶりの大干ばつとなり、山火事の被害が広がるなど、世界の各地で異常気象による災害が目立つ年となった。