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Vol.97 2008年はどんな年?――闘志・情熱の「赤」がテーマカラー、キーワードは「前進・発展・向上」


2008年はどんな年?――闘志・情熱の「赤」がテーマカラー、キーワードは「前進・発展・向上」・オリンピックの様子

 年末恒例のトレンドボックス・リサーチのテーマ――「あなたにとっての200○年は?」。今回のトレンドボックス・リサーチでは、新たに迎える2008年がどんな年になりそうか、また2007年を振り返ってどのような年だったのかについて、全国に居住する20−50代の男女400名を対象にアンケートを実施した。
 来る2008年には、北京五輪や主要国首脳会議(G8サミット)の開催が予定され、改めて日本国民としての意識が高まる一年となりそうだ。そんな2008年のテーマカラーとして、もっとも多かった回答は「赤」で、“闘志/情熱の年にしたいから”という理由が目立った。一方、終わりも近くなった2007年を色に例えると、もっとも多かった回答は「灰色」で、“世の中偽装だらけだった”、“疲れた”という理由が多かった。



Points of Research
 

2008年のテーマカラーは、“闘志・情熱”の「赤」、“平穏”の「オレンジ」、“透明性”の「青」!

 2008年を想像してイメージするテーマカラーのトップ3は、1位=赤、2位=オレンジ、3位=青で、2006年末時点における2007年予想と同様の順位となった。注目したいのはその理由で、1位の「赤」については2か年ともに “闘志・情熱・勢い”、2位の「オレンジ」は“暖かいほのぼのした感じ”、“落ち着いた1年”という回答が多かった。また、3位の「青」については、“スカッとした1年にしたい”から、また、2007年をふまえ2008年こそは“健やかに爽やかに”、“不正が多かったので曇りのない青空のような1年に“といった回答もみられた。
 2007年は“勢い ”、 “元気”、“切り替え ”がメインだったが、2008年は、情熱に加え、落ち着きや誠実さといった志向がクローズアップされていることがうかがえる。

2007年を色に例えると「灰色」!でも、心機一転に期待!?…

 2007年を振り返って色に例えたトップ3は、1位=灰色、2位=みず色、3位=白。2006年時点でイメージしていた色が1位=赤、2位=オレンジ、3位=青だったのに対し、実際1年を過ごして振り返った実感とでは大きなギャップがみられた。理由としては、1位の「灰色」は“偽装だらけ”、“疲れた”で、2位の「みず色」は、“悪くはないがちょっぴりブルー”、“なんとなくぼんやり過ぎていった”という後ろ向きな理由が目立つ。だが、3位の「白」については、“ゼロからのスタート”、“真っ白な心”といったように、2008年に向け心機一転を計る理由もあげられた。

2008年に欲しい・買いたいのは「旅行」がトップ!次いで「家電・AV機器」、「マネー・株」

 2008年に欲しい・買いたい商品やサービスのトップ3は「旅行」、「家電・AV機器」、「マネー・株」。トップ2つは2007年と同様だが、3位は2007年の「知識・教養」から2008年は「マネー・株」になっており、主に男性20、30代の回答が多かった。

 

Headline
 
1

2008年のテーマカラー ――赤(14.8%)、オレンジ(14.2%)、青(10.8%)…

2

2008年のキーワード―― 前進・発展・向上 (51件)、 健康 (40件)、 お金 (28件)…

3

2008年に欲しい・買いたい商品やサービス――旅行(22.5%)、家電・AV機器(12.0%)、マネー・株(11.0%)…

4

2007年を色に例えると――灰色(31.5%)、みず色(9.2%)、白(9.0%)…

5

2007年は幸せでしたか?――3割弱が「まあまあ幸せだった」と回答…

6

2008年に、2007年よりも幸せになるために重要なことは?――「健康でいること」(73.0%)…

 




(1)2008年のテーマカラー
 

1位=赤(14.8%)、2位=オレンジ(14.2%)、3位=青(10.8%)、トップ3は2007年同様の結果

 

Q. あなたの2008年のテーマカラーを次のなかからひとつお知らせください(ひとつだけ選択)

Q. あなたの2008年のテーマカラーを次のなかからひとつお知らせください(ひとつだけ選択) 棒・折れ線グラフ
 

テーマカラーを選んだ理由

 

オリンピックがあるので、闘志のある赤を選んだ

男性・20代

2007年以上に情熱を持って何ごとにも取り組んでいきたいから

男性・30代

なんとなく、強いイメージがあるので

男性・40代

気合を入れていきたいから

女性・20代

元気に一年を送りたいから

女性・30代


落ち着いた一年になればいいナと思って

男性・20代

太陽がある暖かい時間を過ごしたいから

男性・30代

穏やかに過ごせればそれでいいので

女性・30代

暖かいほのぼのとした感じがするから

女性・40代

明るい暖かなイメージ

女性・50代


健やかにさわやかに過ごしたいから

男性・20代

平穏、健康

男性・30代

空のように青く明るい年になればいいと思うから

男性・50代

いやなことが多い一年だったので、
  来年は心機一転のさわかやな色がいいと思いました

女性・40代

曇りのない青い空をイメージ。不正のない政治を

女性・50代



(2)2008年のキーワード(自由回答結果の分析)
 

「前進・発展・向上」 (51件)、「健康」 (40件)、「お金」 (28件)

 

Q. あなたの2008年のキーワードをお知らせください(自由回答)

Q. あなたの2008年のキーワードをお知らせください(自由回答) 棒グラフ
 

10件未満のその他のキーワード:

「仕事」「辛抱・忍耐」「転換・変化」「恋愛」(9件)、
「チャレンジ」「リセット・心機一転」「再生」「新生活」(8件)、
「エコ」「子作り・子育て」「自然・自然体」(7件)、
「学ぶ」「結婚」(6件)、「明るく」(5件)

上記以外で特徴的だった具体的な回答:

「心身ともに充実する」「笑顔!」「北京五輪」「ロト6で2億円!」



(3)2008年に欲しい・買いたい商品やサービス
 

旅行(22.5%)、家電・AV機器(12.0%)、マネー・株(11.0%)

 

Q. 2008年にほしい・買いたいと思う商品やサービスを次のジャンルのなかからひとつだけお選びください(ひとつだけ選択)

Q. 2008年にほしい・買いたいと思う商品やサービスを次のジャンルのなかからひとつだけお選びください(ひとつだけ選択) 棒・折れ線グラフ

圏外:住宅・不動産/エンターテイメント(映画・音楽)/貴金属・アクセサリー/セキリュティ・防犯



(4)2007年を振り返って色に例えると・・・
 

1位=灰色(31.5%)、2位=みず色(9.2%)、3位=白(9.0%)。「実感カラー」のトップはダントツで灰色!
(2006年時点でイメージしていた2007年のテーマカラーは、1位=赤、2位=オレンジ、3位=青)

 

Q. あなたにとって2007年を色に例えるとどのような色になりますか。あなたのイメージにもっとも近い色を以下のなかからひとつお知らせください(ひとつだけ選択)

Q. あなたにとって2007年を色に例えるとどのような色になりますか。あなたのイメージにもっとも近い色を以下のなかからひとつお知らせください(ひとつだけ選択) 棒グラフ

2007年の色(実感カラー)を選んだ理由

 

色あせたように適当だったから

男性・20代

仕事もマンネリ化しいまいちすっきりしない年だったから

男性・30代

政治や世の中偽装だらけ

男性・40代

中途半端な年だったから

女性・20代

疲れたので

女性・30代


ごくごく無難な一年

男性・30代

悪くはないがちょっぴりブルー

男性・40代

なんとなくぼんやりと過ぎて行った感じだったので

女性・20代

忙しくいろいろありすぎの一年で、
  明るいけど少しブルーでもあったので

女性・50代


ゼロからのスタート

男性・20代

真っ白な心

男性・30代

引越しをしたので、新たな気持ちでがんばる

男性・40代

就職したり初めてのことばっかり。だから真っ白

女性・20代

心機一転

女性・30代



(5)2007年は幸せでしたか?
 

【幸せ(計)】と【幸せではなかった(計)】でみると、6:3という結果。最多は「まあまあ幸せだった」の3割弱

 

Q. 2007年はあなたにとって幸せな1年だったと思いますか。あてはまると思うものをお知らせください(ひとつだけ選択)

Q. .2007年はあなたにとって幸せな1年だったと思いますか。あてはまると思うものをお知らせください(ひとつだけ選択) 円グラフ

6段階ごとの回答理由

とても幸せだった

普通に暮らせているため

男性・30代

家族が健康で仲良く暮らせたので

男性・40代

健康で周囲の人たちの愛情に溢れ、
充実した日常を送ることができたから

女性・20代

家族や友人に支えられて好きな仕事の道にも進むことができて
周りに感謝することの多い一年だったから

女性・30代

人の縁をとても感じた

女性・40代


まあまあ幸せだった

仕事と遊びを両立して楽しめたので

男性・20代

何も良いことはなかったが家族が健康でいられた

男性・50代

いろいろと自分のやりたいことができたので

女性・20代

周囲の人々に支えられて、少しずつだけれど、
進歩がみられるような年だったと感じられるので

女性・30代

それなりに周りの人のために働くことができた

女性・50代


どちらかといえば幸せだった

いいこと、悪いこと含め充実した一年だった

男性・20代

いろいろあったが、全体的には問題なかったので

男性・30代

辛い一年でもあったが、家族が一緒にいられただけでも
ありがたい一年だった

女性・30代

嫌なことはあったけど、自分の思うように生活できたし、
悲しいと思うようなできごとがなかった

女性・40代


どちらかといえば幸せではなかった

自分のしたいことがあまりできなかったから

男性・20代

一年を通して前進や達成したことが少なかったから

男性・30代

現実に突きつけられるものが多すぎる

女性・30代

忙しいだけだった

女性・40代


あまり幸せではなかった

先行きが見えない

男性・20代

たくさんの厳しい出来事があったから

男性・30代

自分のやりたいことや目指すことを見失ったため

女性・20代

生きがいがなかったような年だった

女性・50代


まったく幸せではなかった

生きている感じがしなかった

男性・20代

思い通りにいかなかった

男性・30代

何もかも嫌になった

男性・50代

嫌なことがたくさんあった

女性・30代


幸せかどうか分からない

そういうことを考えられない

男性・30代

不幸を乗り越えたのは幸せなのか?よく分からない

女性・40代

【幸せだった派(計)】と【幸せではなかった派(計)】のそれぞれの理由では傾向の違いが顕著だった。【幸せだった派】が「辛い一年でもあったが…家族が一緒にいられただけでありがたい一年だった」、「何もよいことがなかったが・・・家族が健康でいられた」というように、何はともあれ家族が健康であれば幸せと考えているのに対し、【幸せではなかった派】は「現実に突きつけられるものが多すぎる」、「厳しい出来事がたくさんあったから」というように、2007年に直面した問題を引きずり、気持ちを転換できずにいる様子がうかがえる。



(6) 2008年に、2007年よりも幸せになるために重要なことは?

Q. 2008年、2007年よりも幸せになるためにどのようなことが重要だと思いますか。あてはまると思うものをすべてお知らせください(複数選択)

1位 健康でいること

73.0%

2位 給料・所得が増えること

59.0%

3位 配偶者とよい関係性をつくること・維持すること

46.0%

4位 仕事が充実すること

45.8%

5位 親や子どもと一緒に過ごす時間を増やすこと

35.0%

圏外:物価の安定/教養や知識/快適な家に暮らすこと/心底打ち込める趣味を持つこと/社会でのコミュニケーション力/
環境や生物の保護/政治の安定/恋人をつくる・好きな人ができる/基本的な人権の尊重/次世代の人材を育てる/
メール友だちを増やすこと

性×年代別でみると、男性30代では、全体では2位の「給料・所得が増えること」が1位、また、男性30代以上では全体で4位の「仕事が充実すること」が2位となっている。女性50代では、全体で5位の「親や子どもと一緒に過ごす時間を費すこと」が3位となっている。

選択肢の傾向別に分類したレーダーチャート

プライベートな人間関係

配偶者と良い関係性をつくること・維持すること

46.0%

親や子どもと一緒に過ごす時間を増やすこと

35.0%

メール友だちを増やすこと

2.8%

恋人をつくる・好きな人ができる

15.8%


社会の仕組み

政治の安定

22.0%

次世代の人材を育てる

11.5%

環境や生物の保護

23.5%

基本的な人権の尊重

12.5%


日常生活のベーシック

物価の安定

32.8%

健康でいること

73.0%

給料・所得が増えること

59.0%

快適な家(環境)に暮らすこと

29.0%


人生において大切なこと

社会でのコミュニケーション力

25.0%

仕事が充実すること

45.8%

心底打ち込める趣味を持つこと

29.0%

教養や知識

32.2%

Q. 今年(2007年)は、あなたにとって幸せな1年だったと思いますか。あてはまると思うものをお知らせ下さい。 円グラフ

回答を4つの傾向に分類したところ、2008年に、2007年よりも幸せになるために、半数の人びとが【日常生活のベーシックなこと】が重要だと考えていることが分かった。【社会の仕組み】は、4つのなかでは比較的重要なこととしてあげる率が低かった。





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調査概要

調査方法:

インターネット調査

調査方法:

2007年11月21日〜2007年11月23日

調査対象:

全国に在住の20〜59歳の男女(各年代100サンプルずつ)

 

TOTAL:400サンプル

※調査結果を転載される場合には、事前にご連絡の上、許諾を得ていただくようにお願いいたします。

●本調査に関するお問い合わせ(株)電通 消費者研究センター








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