電通、フィリピンにおける事業拡大に向けて営業体制を拡充。電通メディア・フィリピンとポスタースコープ・フィリピンを設立

株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直、資本金:746億981万円)は、フィリピンにおける事業の更なる拡大に向けて、新たに電通メディア・フィリピン(Dentsu Media Philippines)とポスタースコープ・フィリピン(Posterscope Philippines)を設立し、それぞれ営業を開始しました。

電通メディア・フィリピンは、当社グループのフィリピンにおける主要拠点である電通フィリピンのメディア部門を事業ブランドとして独立させ、その機能を更に強化するもので、デジタルを含むメディア領域を中心に、戦略立案、コミュニケーションプランニング、調査・分析、コンテンツ開発、メディアバイイングのすべてを一貫して行い、成長著しい同国の広告市場において事業の拡大を目指します。

電通メディアは、デジタル領域を含む、メディア領域全般を扱うネットワークであり、現在、アジアを中心に13カ国・地域の18都市に20の拠点を展開しています。

一方、ポスタースコープは、OOH (Out of Home Media)を専門とする当社グループのエージェンシーであり、独自のOOHへの消費者接触データシステムをベースに、ROI(投資収益率)分析に基づく、効率的なOOHの提案を行っています。フィリピンでは、OOHはテレビに次ぐ媒体シェアがあるため、ポスタースコープ・フィリピンではそのパイの獲得を目指します。

ポスタースコープは、現在、全世界30カ国・地域の48都市に48の拠点を展開しています。

当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が2013年9月に発表したフィリピンの広告費は、2008年から連続して二桁成長を遂げており、2013年、2014年も、それぞれ前年比で11.9%、12.3%の成長を予測しています。

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