― Dentsu Lab Tokyoのセミナーには、ブライアン・イーノ氏がスペシャルゲストに ―

  株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)は、フランスのカンヌで開催される第63回「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」(Cannes Lions International Festival of Creativity 2016、期間:6月18日~25日) において、次の3つのセミナーを行います。

1.Dentsu Lab Tokyo※1 Seminar
日 時:6月19日(日)16:45~17:30(フランス時間)
テーマ:Creativity Through Machine Intelligence: A Conversation with Brian Eno※2
(クリエーティビティ・マシン・インテリジェンス:ブライアン・イーノ氏との対談)
概 要:Dentsu Lab Tokyoは機械知能(MI)が、いかにして人間のようなクリエーティビティーを獲得する事ができるかという可能性を追求するプロジェクトを実施。その結果、イーノ氏の最新アルバム『The Ship』のタイトル曲に合わせたユニークな自動生成映像が制作された。本映像の世界公開に先駆け、Dentsu Lab Tokyoはイーノ氏をゲストとして迎え、プロジェクトの背景や制作におけるチャレンジについて解説する。

2.    Dentsu Seminar
日 時:6月20日(月)14:00~14:45(フランス時間、日本時間同日21:00~21:45)
※本セミナーは「Lions Live」としてYouTubeでライブストリーミング配信されます。
http://www.canneslions.com/lionslive/
テーマ:Thinking Design(デザインで考える)
概 要:デザインとは、見た目やセンスのことだけではない。デザイン・ライオンを28回受賞しているクリエーティブ・ディレクター八木義博と、世界を旅してより広義のデザインについて考える。

3.Dentsu Ventures※3 Innovation Seminar
日 時:6月22日(水)10:45~11:15(フランス時間)
テーマ:Redefining Creativity, Reinventing Agency Business
(クリエーティビティーを再定義し、エージェンシービジネスを改革する)
概 要:スタートアップ、クライアント、エージェンシーという3者の関係において、さまざまな形のイノベーションが起きている現在、エージェンシー自身のイノベーションは起こり得るのか?クリエーティビティーを再定義し、エージェンシーのスキルを活用すると、エージェンシービジネスはどう進化するのか、Dentsu Venturesの笹本康太郎がプロジェクトを事例に検証する。


※1 Dentsu Lab Tokyoについて
新しいクリエーションとソリューションの場であると同時に、 研究・企画・開発が一体となった"創りながら考えるチーム"でもあるDentsu Lab Tokyoは、2015年10月1日に始動。これまでの広告会社のアプローチとは全く違う、テクノロジーを起点とした新しい表現開発に取り組んでいます。
キーワードはオープンイノベーション。電通社内のみならず、社外の提携アーティストやテクノロジストとも協働しながら、広告領域にはとどまらない分野のクリエーションとソリューションを手掛けています。
※2 Brian Eno(ブライアン・イーノ氏)について
ミュージシャン、作曲家、プロデューサー、作家、現代思想家、政治活動家として活躍するブライアン・イーノ氏。彼がこれまでに残してきた先進的な作品は多岐にわたる。音楽キャリアと並行して、光や映像を駆使した実験的なビジュアルアーティストとしても世界中で活躍。イーノ氏の幅広い活動には、Windows 95の6秒の起動音の制作、BloomやTrope、Scapeといった数多くの音楽自動生成アプリなども含まれます。グラミー賞ノミネート作品『LUX』以来となるソロアルバム『The Ship』は2016年4月にリリース。
※3 Dentsu Ventures(電通ベンチャーズ)について
電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投資と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、2015年4月に設立したファンドです。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援しています。