― 総合広告電通賞は2年連続で大塚製薬株式会社が受賞 ―

第70回「広告電通賞」の入賞作品が決まり、総合広告電通賞には大塚製薬株式会社が選ばれました。大塚製薬株式会社は、2年連続の受賞となります。

5月26日、東京・千代田区の帝国ホテルで広告電通賞審議会の最終選考委員総会が開かれ、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、OOHメディア、デジタルメディアの「広告電通賞」、「アクティベーション・プランニング電通賞」、「イノベーティブ・アプローチ電通賞」、「広告電通賞特別賞」と各種目の「最優秀賞」「優秀賞」、名古屋・九州・北海道3地区の「地区広告賞」「準地区広告賞」が別紙のとおり決まり、最後に「総合広告電通賞」が決定しました。

今回選考の対象となった広告作品は、2016年4月1日から2017年3月31日までに実施されたもので、選考委員会にかけられた作品点数は1,422点、最終選考に残った作品は415点でした。本年5月19日~25日に東京で開かれた最終選考会において、予選通過作品の中から入賞作品が選出された後、5月26日の最終選考委員総会に諮られ、入賞全64点が決定しました。
 
総合広告電通賞に決定した大塚製薬株式会社は、「テレビ広告」で広告電通賞と最優秀賞と優秀賞、「新聞広告」で最優秀賞を獲得するなど、広告活動全般にわたる優れた成果が評価されました。

上記以外の種目の広告電通賞は、「新聞広告電通賞」は株式会社岩手日報社、「雑誌広告電通賞」は株式会社帝国ホテル、「ラジオ広告電通賞」は大日本除虫菊株式会社、「OOHメディア広告電通賞」はヤフー株式会社、「デジタルメディア広告電通賞」は江崎グリコ株式会社、「アクティベーション・プランニング電通賞」は森永製菓株式会社、「イノベーティブ・アプローチ電通賞」は株式会社資生堂がそれぞれ獲得。また、広く世間の注目を集め話題となった広告作品・ソリューションを制作した広告主に贈る「広告電通賞特別賞」には、赤城乳業株式会社が選ばれました。
 
贈賞式は、7月3日に東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで行われます。

また、第70回の節目を迎えるに当たり、広告電通賞の目的・意義を「広告主を顕彰することにより、広告主の課題解決の道を広げる」と明確化。広告主の意思や活動を「光」に例え、光の集合体を表現した新たなロゴマークへと刷新しました。

<新ロゴマーク>

<「広告電通賞」について>
 広告電通賞は、1947年(昭和22年)12月に創設された日本で最も歴史のある総合広告賞です。公的機関である「広告電通賞審議会」によって運営されており、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することで広告主による課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指しています。選考は全国の広告主、媒体社、クリエーター、有識者ら約500人から構成される選考委員により行われます。