プレイス・ストーリーズとは?
「プレイス・ストーリーズ」とは、
都市を豊かなストーリーを持つブランドへと導くための対話型による「都市ブランド診断サービス」です。
脱東京志向が進み、分散型社会の到来を迎えつつあるポスト2020時代の日本において、いかに都市をブランディングしていくのかが重要な社会的課題となっていきます。
しかしこれまでの地域ブランド戦略立案は、特定の指標による定量調査が中心であり、相対的なランキングがわかっても、どのようにブランディングしていくのか創造的な示唆に乏しいものでした。
そこで、私たちは、都市と人々の多様な関係を結ぶには、それぞれの都市の持つ意味構造の理解による「ストーリー型ブランディング」が必要であると考えます。
「プレイス・ストーリーズ」は、首都圏(埼玉県・千葉県東京都・神奈川県)在住の1600名(20~60代男女)に対して、県庁所在地及び政令指定都市の計 52都市について、どのような意味構造を持っているかについて調査を行い、その結果を元に、4つの象限からなる「ストーリー・マトリックス」を導出しました。
都市ブランドの「意味構造」と「ストーリー・マトリックス」を同時に分析することで、対象となる都市ブランドが現状どこに位置し、どのようなブランディングへの道のり(パス)を描いていくのか?について創造的な議論の場を提供することができます。
都市のブランディングに課題を持つ自治体、企業、市民の方々との対話を通じて、都市のストーリーを紡ぎ、多様性溢れる都市ブランドの創造によって日本全体が豊かになっていくことを目指していきます。