電通の未来は皆さんの未来の集合体。顧客や社会からさらに信頼される電通の未来を一緒につくりましょう!

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑)は、新入社員入社式「Day One Ceremony 2024」を本日電通本社ビル1階の電通ホールで開催し、佐野 傑社長が2024年度新入社員143名(男性67名、女性76名)に向けスピーチを行いました。要旨は以下のとおりです。

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 143名の新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。全社を代表して、心から歓迎します。
 電通は人が全ての会社で、人こそがほぼ唯一にして最大の資産です。電通とは皆さん自身であり、電通の未来とは皆さんの未来の集合体に他なりません。心から嬉しく、ワクワクしています。

 電通の歴史は、挑戦と変革と拡張の歴史です。1901年、通信業と広告業を併営する形で創業したのち、1936年に国策によって通信業を分離し広告専業になりました。広告先進国であったアメリカからPRやマーケティング理論を取り入れ、広告・マーケティングビジネスの近代化を図るとともに、スポーツや映画などのコンテンツビジネスや、衛星放送、インターネット、そしてDX・コンサルティングなど様々な領域へビジネスを拡張しながら、顧客・パートナーや社会と共に成長してきました。それは、電通で仕事をする一人ひとりの人間が意志をもち、奮闘し、成長し、変革を続けた結果として、いまの電通があります。

 今、顧客・パートナーも社会も、かつてない速度で変化と進化を続ける中で、一人ひとりの社員の持続的な成長こそが電通の変革、そして成長の源泉です。現在は、顧客・パートナーと社会の成長や活気を共につくりだす唯一無二の存在、すなわち、真の「Integrated Growth Partner」をめざして事業変革と企業風土の進化を進めている最中です。皆さんと共に、その変革を進めていきたいです。その実現、すなわち、人と人が関わり合い、力を合わせ、顧客・パートナーの課題解決と成長に貢献することで良い社会をつくっていくという我々の仕事において、一番大切なことは「信頼関係」です。特に、私たちのような製品が無く、今までになかったものをつくっていく会社にとっては大切なことです。人から信頼されるためには、仲間に、顧客・パートナーに、社会に、何より自分に誠実でなければなりません。そして自らの能力を思い切り発揮することです。それを、是非覚えておいてください。電通人としての歴史が最も浅い皆さんは、電通人としてのポテンシャル・可能性が最も大きな人達でもあります。143名の皆さんは、私たちにとって、既に大切な仲間です。仲間に、顧客・パートナーに、社会に、自分に誠実に、そして思い切り、頑張ってください。「信頼」や成果は自ずと付いてくると思います。

 最後に、私からの宣言です。皆さんを含めた社員一人ひとりが自らのユニークネスを解放し、その能力を存分に発揮しながら挑戦できる環境を整えていくこと、そして社員同士の掛け算によって新たな価値が生まれ、その過程でさらなる成長を実現する、その仕組みを一つでも多くつくっていくことを約束します。それは、一人ひとりの成長の先に、そして、その先の無限の掛け算の先に、顧客・パートナーからも社会からも、さらに信頼される電通の明るい未来があるからです。
 電通の未来を、一緒につくりましょう!

以上

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