環境負荷軽減を実践する「で、おわらせないPROJECT」第3弾

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:榑谷 典洋、以下「電通」)は、環境負荷軽減を実践する「で、おわらせないPROJECT」※1 の第3弾として、使用しなくなったペットボトルから風呂敷「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」を開発しました。「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」の名前は、風呂敷という自由自在に形やスタイルを変えられるプロダクトだからこそ、「百人百様」のそれぞれの使い方で楽しんでいただきたいという思いに由来します。
 使用しなくなったプラスチック製品のアップサイクルを推進することでさまざまな社会課題に対応する「で、おわらせないPROJECT」は、dentsu Japan※2傘下の4社、および株式会社パンテック(本社:滋賀県大津市、代表取締役:黒木 正明)との共同で推進しています。

 「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」は、入れ替え期限を迎えた災害用備蓄水のペットボトルを繊維化し開発した風呂敷です。環境意識の向上を図るため、dentsu Japan各社の従業員に配布し、エコバッグやクライアント向けのノベルティとして活用する予定です。今後も「で、おわらせないPROJECT」は、プラスチック製品のリサイクルによる環境負荷軽減への取り組みを推進するとともに、社会全体のDEI※3の意識啓発・理解促進に貢献していきます。


〈風呂敷「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」〉

〈風呂敷「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」〉.jpg      ※500mlのペットボトル1本から、約6枚の風呂敷(70cm×70cm)が製作可能
      ※画像はイメージ

 
 なお、「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」のデザインには、福祉を起点に新たな文化をつくりだす福祉実験ユニットの株式会社ヘラルボニー※4(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:松田 崇弥、代表取締役副社長:松田 文登)が契約する3人の異彩作家が描いたアートを採用しています。

〈異彩作家が描いた「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」起用アート3作品〉

「HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)」起用アート3作品.jpg

HYAKU-YOU(ヒャクヨウ)https://deowarasenai.jp/product/hyaku-you.html

 電通およびdentsu Japan各社は、今後も社会や企業のさまざまな要請・期待に応えるべく、dentsu Japanならではのクリエイティビティや多様性を生かし、専門的な知見を持つステークホルダーとの共創を推進していきます。使用しなくなったプラスチック製品の再資源化を起点に、開発する製品・サービスの幅を広げるとともに、社会課題の解決を図るアップサイクルの輪を社内外へと広げてまいります。

プラスチックリサイクルパートナー:
株式会社パンテック https://www.pantechco.jp/

コラボレーション企業:
株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd. https://www.heralbony.jp
 
dentsu Japan内の参加企業:
株式会社電通 https://www.dentsu.co.jp/
株式会社電通コーポレートワン https://www.dc1.dentsu.co.jp/
株式会社電通プロモーションプラス https://www.dentsu-pmp.co.jp/
株式会社電通プロモーションエグゼ https://www.dentsu-pme.co.jp/

※1 オフィスで使用しなくなったプラスチック製品を再資源化し、創造的再利用(単なる素材としての再利用だけではなく元の製品よりも価値の高いものを生み出すことを目的とする)を目指す、自社で取り組める社会課題対応型のアップサイクルプログラム。2022年より国内電通グループ横断で実施。「B-to-B」のさらにその先にある「S」(ソサエティ)と向き合う「B2B2S (Business to Business to Society) 」企業グループへの進化を経営方針として掲げ、その施策の一つとして位置付けている。
https://deowarasenai.jp

※2 グローバルに展開する「dentsu」の4事業地域のうち、日本事業を統括・支援する機能を有するとともに、日本の事業ブランドを示す。dentsu Japanは「Integrated Growth Partner」として、顧客企業の成長、ひいては社会の持続的発展に貢献する。
https://www.japan.dentsu.com/jp/

※3 「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン」の略。社会における人々の多様性(ダイバーシティ)、公平性(エクイティ)、包摂性(インクルージョン)に関する課題と、それを高める対策のことを指す。

※4「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化の創出を目指す福祉実験ユニット。国内外の主に知的障害(株式会社ヘラルボニーの考え方に基づき「障害」と記載)のある作家とアートライセンス契約を結び、2000点を超えるアートデータを軸に、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。「日本スタートアップ大賞 2022 審査委員会特別賞」受賞。


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