電通マクギャリーボウエン・チャイナで、中国現地でのマーケティング支援に注力している藤井直毅氏の著書『新消費 デジタルが実現する新時代の価値創造』が、10月28日にプレジデント社から発売された。
本書では、デジタルによって人々の消費行動がどのように変貌し、それに対して企業がどう対応していくべきかを、「DX先進国」中国における先進的事例をもとに、消費の「価値」「手段」という視点から解説している。
これまで、中国のニューリテールやデジタルエコノミーに関する解説書は中国書籍の翻訳が多かったが、広く世界各国との仕事を手掛け、現在は中国をベースに活躍する日本人現役プランナーによる執筆という点が本書の特長である。
単なる中国事例の紹介にとどまらず、今後の世界的な消費トレンドの考察も試みられているので、様々な業界で広告・PR、新事業創出等に携わるビジネスパーソンに役立つヒント満載である。
【主な目次】
第1章 | EC:「情報の時代」における価値の転換 |
---|---|
第2章 | 店舗:ECと共存するのか、競争か |
第3章 | KOL:1000万人インフルエンサーが担う巨大消費市場 |
第4章 | MCN:EC関与で地位を高める新世代芸能事務所 |
第5章 | メーカー:価値を生み出す新時代のモノづくり |
著 者 | 藤井直毅 |
---|---|
定 価 | 2420円(税込) |
発行日 | 2021年10月28日 |
ISBNコード | 978-4833424301 |
仕 様 | 単行本(ソフトカバー)・328頁 |
発 行 | プレジデント社 |