
最新News & Topics
dentsu JapanのAI戦略
AI For Growth
国内電通グループは、“人間の知(=Intelligence)”と“AIの知”の掛け合わせによって、顧客や社会の成長に貢献していく独自のAI戦略「AI For Growth」を推進しています。
〈「AI For Growth」国内電通グループAI戦略図〉

AI for Growth の系譜
| 1.0: | “人”と“AI”の知を掛け合わせる、成長を生むAI活用ビジョンを提示 |
|---|---|
| 2.0: | AIアセットを深化させて、マーケティングのAIネイティブ化を推進 |
| 3.0: | 国内電通グループの実践知を組み込んだ専門AI群が、企業のマーケティング活動に実装 |
AI For Growth 3.0 ~ビジョンから実装へ~
AI活用をビジョンや一部業務での活動にとどめず、当社グループがマーケティング領域で培った長年の実践知を組み込んだ複数の専門AIを企業向けに実装・運用するフェーズへ。顧客のAI変革の支援実績はすでに約200件(2026年2月現在)に上り、今後も専門AI群を企業の実際の業務プロセスに実装することで、継続的な価値創出に貢献していきます。その中核として、企業のマーケティングプロセス全体を横断的に支援する統合AIプロダクトシリーズ「AI For Growth Suite」を提供します。
【1:フレームワーク】
マーケティング専門AIの基盤となる
人とAIの共創フレームワーク
「PSDCAモデル」

生活者や市場反応シミュレーションを重ね
Doする前のPlanの成功確率を大幅に向上させます。
PSDCAを実現するためのdentsu Japanの2つのエンジン
「Creative Thinking Model」※1と「People Model」※2
| ※1 | 当社グループが培ってきたクリエイティブ思考や発想プロセスを体系化した独自AIモデル。 |
| ※2 | 大規模調査データや専門人財の知見をもとに、人の行動や価値観、意識を構造的に捉える当社グループ独自のAIモデル。 |
【2:プロダクト】
企業のマーケティングプロセス全体を横断する
統合AIプロダクトシリーズ

当社グループの長年の実践知を組み込んだ複数の「専門AIツール」と、AIエージェントプラットフォーム、データ統合・分析基盤によって構成される「統合AIプロダクトシリーズ」です。マーケティング業務の各工程に対応した「専門AI群」をSaaS提供します。

専門AIツール
・AI For Growth Product Planning
ニーズとシーズを掛け合わせ、市場性と実行可能性を同時に検証する商品企画AI。

・AI For Growth People Research
1億人規模の高解像度なAIペルソナを基にした仮想定量調査で生活者理解を支援。
■関連リリース

・AI For Growth Talk
特定のAIペルソナとのデプスインタビューや対話を通じてインサイト抽出を行う。
■関連リリース

・AI For Growth Flash
dJクリエイターの発想メソッドを搭載したAIブレストシステムでアイデア創出を加速。

・AI For Growth Plot
dJプランナーの戦略メソッドを搭載したAIプランニングシステムで戦略立案を支援。

・AI For Growth Media Flow
専門性の高いワークフローを繋いでメディアプランニングを支援。
AIエージェントプラットフォーム
・AI For Growth Canvas
10種類のマーケティング専門AIエージェントがあらかじめ組み込まれており、SaaS提供だけでなく、企業が既に利用しているさまざまなAIツールから当社の専門AIエージェントをAPI経由で呼び出して利用できる機能にも対応しています。
■関連リリース

【3:サービス】
企業のAI変革に伴走・支援する専門的なサービス
「AI For Growth Services」

ご支援の例
・AI For Growth マーケティング変革支援サービス
戦略策定、業務変革、IT・データ基盤構築、人財・組織変革の4層を一貫支援。

・AI For Growth Creative Lines
AI時代の新たなクリエイティブ供給サービス「AI For Growth Creative Lines」を始動。「ブランド」「パフォーマンス」「プロセス変革」を統合し、人のクリエイティビティをAIで深化させるソリューション群を提供。

・AI For Growth 顧客体験変革支援サービス
顧客の購買行動におけるAI接点増加に伴うメディア戦略の再構築を支援。

・AI For Growth トランスフォーメーション支援サービス
| ・ | HR×AIの組織変革プログラム |
|---|---|
| M365データを活用し、「組織の診断」および「組織変革」を支援。 AIによる因果分析や、AIでカルチャーのスコア化まで実施します。 |
| ・ | AI活用人財育成 |
|---|---|
| 多数のAIプロジェクト実績を持つ電通総研が提供する「実践的AI人財育成ソリューション」。AI・データ活用プロジェクトの進め方や要点を学び、AIやデータ活用プロジェクトを推進できる人財を育成します。 |
| ・ | AIワークショップを起点とした業務変革支援プログラム |
|---|---|
| 体験型ワークショップにてマインド変革・業務課題の可視化・ユースケース創出まで行ったうえで、生成AIの効果を最大化した業務変革、組織定着、競争力変革へとつなげていきます。 |
| ・ | 『未来望遠鏡』経営思考を拡張する未来共創AIサービス |
|---|---|
| 予測困難な未来を、自社のDNAや価値観というレンズを通して、独自の戦略シナリオとして多様な未来の可能性を可視化します。 |
【4:エコシステム】
AIエージェントが企業の壁を超えて
つながりあう未来へ
専門AIエージェントの実践的な活用をさらに高度化するため、AI同士が連携して質の高い成果を生み出すための環境基盤として「Marketing Agent Protocol」を整備しました。マーケティング調査、企画、制作、配信といった各工程において、AIエージェントが扱う情報や役割、判断基準を共通化する仕組みです。複数のAIが同じプロトコルのもとで連携することで、マーケティング業務全体の質を高めることを目指しており、将来的には、異なる業務システムやAIツール間の連携も視野に入れており※3、既に実証実験を開始しています。
| ※3 | 各企業のデータは厳格に分離·管理されたうえで運用されます。 |
【5:研究開発体制】
AIソリューションの実装力を支える
「開発体制」と「人財基盤」
電通総研に新設した「AI開発センター」を中心に、企業の業務や事業に直結するAIソリューションを迅速に開発・提供し、約1,000名の専門人財を擁する「dentsu Japan AIセンター」が当社グループのAIネイティブ化と、企業のAIソリューションの導入・定着・高度化を横断的にリードしています。

■関連リリース
- 「電通総研、国内電通グループのAIソリューション開発の中核機能を集約したAI開発センター新設」(2026年1月30日)
- 「国内電通グループ、dentsu Japan AIセンターを発足」(2025年7月7日)
AIネイティブ人財育成
当社グループでは、AI人財育成の一環として、国内グループ内39社の従業員1,619人(2026年5月時点)が、AI・ディープラーニングの活用リテラシー習得のために「ジェネラリスト検定(G検定)」※4資格を取得し、社内業務の効率化や提供サービスの高度化を推進しています。
| ※4 | 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するディープラーニングをはじめとするAIに関するさまざまな技術的手法やビジネス活用のための基礎知識を十分に有していることを認定する検定。 https://www.japan.dentsu.com/jp/assets/pdf/news/2025001-0123.pdf |
dentsu Japanでは、4,500以上のAIエージェントと、1,300以上のAIアプリが稼働。一般的な業務から専門業務まで、効率化と高度化を加速しています。
| ・ | 2025年度の業務創出時間が年間10.7万時間を突破。2026年度の業務創出時間が年間20万時間を突破見込み。 |
|---|---|
| ・ | ∞AI Ads (ムゲンエーアイ アズ)は、200社超の案件に導入。 制作工程の作業は導入前から95%削減、広告効果は平均1.5倍に向上。 |
・開発体制
2026年2月、dJグループのAI開発組織「AI開発センター」を電通総研内に設置。
| ・ | dJ各社に分散するAI開発の中核機能を電通総研内のリアル組織「AI開発センター」として集約・統合 |
|---|---|
| ・ | 社内向けおよび顧客向けプロダクト開発を高速化・高度化・品質向上・システム安定・無駄削減 |

・ガバナンス
当社グループのグローバルなAI利活用指針である電通グループAI原則およびdentsu Japan 共通ガイドラインに基づき、AIサービスの提供を実現しています。提供するすべての専門AIは、最終的な判断・意思決定を人間が行うことを前提に設計されており、当社グループ各社の専門家組織「AIガバナンスコミッティ」による継続的なリスク管理体制を整えています。

dentsu Japan AIサービス利用ガイドライン(抜粋・要約)
システムとデータの管理
| ・ | 標準外の外部サービス利用には申請が必須 |
|---|---|
| ・ | 取り扱いに注意が必要な個人情報や、機密性が高い情報の入力は不可 |
| ・ | 入力した情報がAIの学習等に利用されるサービスの業務利用は不可 |
安全性と透明性の担保
| ・ | AIで生成されたコンテンツを取引先等の社外へ提供する場合は、必ずその旨を付記し、合意を得る |
|---|---|
| ・ | 通常の広告業務と同様かそれ以上のチェック(登録商標・登録意匠の類似など) |
| ・ | 生成結果のそのままの利用ではなく、加筆修正による独自性の担保を推奨 |
| ・ | 誤情報の確認を必ず実施、コンテンツの「粗製乱造」の禁止 |
確実な運用体制
| ・ | AIガバナンスコミッティの組成と、dentsu Japan全案件への対応窓口の設置 |
|---|
