電通、デジタルテクノロジーを駆使したノンヒューマン・タレント開発事業を始動
― 第1弾は、等身大アンドロイドタレント「マツコロイド」 ―

株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直、以下「電通」)と電通子会社の株式会社電通テック(本社:東京都千代田区、社長:松原 靖広)は、デジタルテクノロジーを駆使した新しいノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」を始動します。

「デジタレ」事業の第1弾は、株式会社エーラボ(本社:東京都千代田区、社長:三田 武志)および株式会社ナチュラルエイト(本社:東京都渋谷区、社長:大橋 由佳)との共同で開発した「マツコロイド」です。その名の通り、タレントのマツコ・デラックスさんをモデルにした等身大アンドロイドタレントです。

「マツコロイド」は、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩教授の監修のもと誕生しました。石黒教授は人間が創り得る究極のコミュニケーションメディアを目指し、アンドロイド開発を行っています。
「マツコロイド」も、マツコ・デラックスさんご本人の忠実なアンドロイドを目指して、頭からつま先にいたる全身を型取りし、表情やしぐさ、癖なども研究した上でリアルに再現しており、まさに最新鋭のアンドロイド技術を応用したアンドロイドタレントとなりました。

昨今、エンターテインメント業界において、映像や音楽など多様な分野でテクノロジーの活用が進んでいますが、アーティストやタレント自身をコンテンツと見なし活用しているケースは決して多くはありません。今回立ち上げたノンヒューマン・タレントという発想は、そうした背景から誕生したものであり、電通グループではアンドロイドタレントのようなコンテンツ開発のニーズが今後高まっていくのではないかと考えています。

電通は先月、社内に「電通ロボット推進センター」を立ち上げましたが、今回の「デジタレ」も、新たなコミュニケーション・コンテンツの開発に向けた当社グループならではのプロジェクトです。その特徴は、さまざまなテクノロジーを起点に、新たなタレントを開発することにあります。
今回リリースする「マツコロイド」は、アンドロイドタレントとしてデビューした後、番組出演にとどまらず、イベントやCMでの出演など多方面での活動を精力的に行っていきます。

■アンドロイドのモデルとなるマツコ・デラックス

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