コーポレートベンチャーキャピタルの組成から運営まで ワンストップで支援するプログラム「Fund X」の提供開始

 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博、以下「当社」)は、事業共創プロジェクトDentsu JAM!1のサービスの一環として、企業・ファンドの評価サービスを運営するhackjpn株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:戸村 光、以下「hackjpn」)と共同で、コーポレートベンチャーキャピタル2(以下、CVC)の組成から運営までをワンストップで支援するプログラム「Fund X」(ファンド エックス)の提供を開始しました。

 事業会社において優れた技術やサービスを持つスタートアップ企業と提携し、新たな事業・製品・技術を共同開発するオープンイノベーションが活発化しています。その際、スタートアップ企業への出資を併用することで、事業会社は連携を強化でき、スタートアップ企業は事業会社との資本・業務提携でバリューアップするといった双方にメリットが生じる好循環を目的に、国内外で多数のCVCが生まれています。「Fund X」は、CVCの組成・運営サポートを通じて、このような好循環の流れを加速するために設立しました。

 「Fund X」で提供するメニューは、CVC組成に向けた検討支援から、すでに発足済みのCVCに対する運営サポートまで幅広く展開します。Dentsu JAM!で培ったオープンイノベーションの実績や経験、既存のパートナーシップの活用に加え、hackjpnの企業・ファンド評価サービス「datavase.io」の定性・定量評価に基づいた最適な出資先の選定など、ニーズに合わせたサポートを提供します。さらに当社のマーケティング、コンサルティング機能を合わせることで、総合的な資本・事業提携までを含めた支援を実現します。

※1 Dentsu JAM!プロジェクト:2018年設立の、新事業や新産業の創発を支援する共創プロジェクト。https://www.dentsujam.com/

※2コーポレートベンチャーキャピタル:投資を本業としない事業会社が、自社とのシナジーを生む可能性のあるベンチャー企業に対し投資を行うこと、またその運営組織のこと。



■サービス展開図

コーポレートベンチャーキャピタルの組成から運営まで ワンストップで支援するプログラム「Fund X」の提供開始

 
■本プログラムの概要

① CVC組成準備・検討
  一般的なCVCの知識や同業他社の事例から、その事業会社に最も適したCVCを設計。
② CVC組成支援
  個別のニーズの検討など、CVC発足に向けた具体的な組成を実施。
③ スタートアップへの投資支援
  協業・出資先となるスタートアップ企業の選定と交渉、事業・資本提携を実施。
④ 出資先スタートアップのバリューアップ支援
  出資先のスタートアップ企業がより成長できるよう、必要なサポートを実施。
⑤ EXIT支援
  出資先のスタートアップ企業にEXIT経験者を派遣し、EXITに必要なサポートを提供。

 ※プログラムの詳細は先URLをご確認ください URL: http://fundx.jp/


<hackjpn概要 >

・会社名:hackjpn株式会社
・所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館 531
・設立年月日:2017年11月13日
・代表者:CEO 戸村 光
・事業内容:企業・ファンドの評価サービス"datavase.io"を運営。プラットフォームには10,000社を超えるベンチャー企業および投資家が集まる。毎月100社を超える資金調達イベントを開催しており、ベンチャー企業のソーシングにおいて圧倒的な強みを持つ。
・URL:https://hackjpn.com/

以上

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        松島・半田
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        奥田・志村(Dentsu JAM!)
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