株式会社電通は、「ハラスメントの撲滅と防止」に取り組んでいくことを宣言します。
パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントは、人の尊厳を不当に傷つけ、心身の健康を害することにもつながる、決して許されない行為です。また、被害を受けた方の能力発揮を妨げ、職場秩序や業務遂行に支障をきたし、会社の職場環境だけでなく社会的評価を大きく毀損することになり得ます。
職場には、年齢、性別、職位、雇用形態など、立場の異なる様々な社員が共に働いています。さらには顧客やグループ各社や協力会社との共同作業も欠かせません。こうした職場環境にあって最も重視されるべきは、互いの立場を尊重し、相手の身になって考える姿勢です。
これは特別なことではなく、私たちが社会活動を営むうえで必要な最低限のルールです。自分が意識していないところで、人を傷つけていないだろうか。一人ひとりがインテグリティを持ち、ハラスメントへの感度を高め、ハラスメントに該当する言動を厳に慎むこと。私たちは一切のハラスメント行為を禁じ、これが発覚した際には厳正に対処します。
社会を構成する企業市民として、人が財産の企業グループとして、誰もがその能力をいかんなく発揮し、他者との信頼関係の中で成長していける健全な職場環境を創り、守っていくために、電通は、ハラスメントの撲滅と防止に取り組んでいきます。
2024年1月
株式会社電通 代表取締役 社長執行役員
佐野 傑