
電通と国内電通グループ6社の横断組織として、独自のアプローチで企業の未来価値を見いだす活動を行っている「未来事業創研」の編著書『未来思考コンセプト―ポストSDGsのビジョンを描く』が、6月27日にクロスメディア・パブリッシングより発売された。
本書は、2030年以降のポストSDGs時代を迎える今だからこそ必要となる、未来をつくるためのアプローチを紹介している。
ポストSDGs時代を目前に、未来への期待よりも課題が語られやすい今、未来事業創研は「未来は予測するものではなく、つくるもの」という考えを大切にし、「つくりたい未来」を描くことの必要性を、ビジネスと未来の関係性を交え実用的にまとめている。
また、本書では、視野や選択肢を広げ、仲間を増やすこともできる「未来」を魅力的で実用的なビジネスツールと捉え、それを活用して新たな価値を創造していくことも提唱している。
未来に向けた意思をベースとしてコンセプトをつくることで、共有が加速するとともに迷いが減り、そのコンセプトを掲げてアクションを進めるチームに存在意義を生み出すこともできる。
これまでの慣習や前例という壁に悩むビジネスパーソンにとっては、突破の一助ともなる内容である。
【目次】
はじめに | あなたは未来をつくる意思をもっているか? |
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第1章 | 今、なぜ、未来について考えるのか? |
第2章 | ビジョンドリブンなバックキャストアプローチ |
第3章 | 未来はビジネス課題を解決するツール |
第4章 | つくりたい未来像=ビジョンのつくり方 |
第5章 | 「つくりたい未来像」構想事例 |
第6章 | 未来コンセプトの見つけ方 |
編著者 | 電通未来事業創研 |
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定 価 | 2948円(税込) |
発行日 | 2025年6月27日 |
ISBNコード | 978-4-295-41110-9 |
仕 様 | 単行本(ソフトカバー)・264頁 |
発 行 | クロスメディア・パブリッシング |