
SNSとPRの領域を得意とし、広告業界でさまざまな成功事例を作ってきた、電通の現役広告プランナーである嶋野裕介と尾上永晃の著書『なぜウチより、あの店が知られているのか? ちいさなお店のブランド学』が、4月3日に宣伝会議より発売された。
本書は、Webメディア「アドバタイムズ」の人気連載を書籍化したもので、個人で商売する人などに向け、著者二人がこれまでの仕事で培ってきた知見をもとに、「強みの見つけ方」と「その知られ方」を伝える本である。ポイントは、「自社のサービスや商品を、顧客が興味を持つような見せ方で伝える」こと。そのために必要な「客観視」の方法や、プロがSNS発信で使うさまざまな「技」を丁寧に解説している。
個人でネットショップを運営し、商品やサービスを発信している人、リアル店舗を開き、SNSを使った広報PRをしている人、自分のお店やブランドが「知られていない」という悩みを持っている人などにお勧めである。
【目次】
1章 | 正しく、いい感じに知られよう |
---|---|
2章 | 「客観視」で自分を知る |
3章 | 客観視で見えてきた商売を言語化する |
4章 | あなたのブランドが知られるプロの技 |
「Give & Give」で感謝されるアカウントになる/「記念日・タイミング」を活かす/「時間軸(歴史、過去)」を変える/「超絶技巧」を示す/「製作過程のエンタメ化」/「ネーミングインパクト」で注目度アップ/「やりすぎ」で突っ込まれる/「自虐」で共感・応援獲得/「偏愛」で驚かせる/「嘘のないHELP ME」を発信 ほか | |
5章 | 事例インタビュー:伊良コーラ/鮨ほり川/不純喫茶ドープ/10dom |
特別ふろく | 広告の歴史をひもとく~広告は個人のものだった |
著 者 | 嶋野裕介、尾上永晃 |
---|---|
定 価 | 1980円(税込) |
発行日 | 2023年4月3日 |
ISBNコード | 978-4-88335-569-3 |
仕 様 | 単行本(ソフトカバー)・246頁 |
発 行 | 宣伝会議 |