電通では社会課題解決のために、クリエイティビティとテクノロジーを活用しさまざまなアイデアを生み出しています。

電通の事例のご紹介:https://www.dentsu.co.jp/showcase/

  • ステークホルダーのSDGsの取り組みをサポートするプロジェクトチームのご紹介

  • 多様性という課題に向き合い、アイデアとソリューションを提供する専門チームのご紹介

地域コミュニティ、社会発展への貢献

NGO/NPOや他関連団体とも協力しつつ、各種コミュニティ活動、従業員参加型社会貢献活動をはじめ、さまざまな施策を推進しています。

コミュニティ活動では、絵本に翻訳シールを貼る「絵本を届ける運動」や、古着を集めて贈る「古着deワクチン」など在宅でできる活動もコロナ禍から実施。また、浜離宮恩賜庭園で清掃活動を行ったり、電通本社汐留ビルや関西支社、中部支社では、不要になったコスメを回収する「コスメアップサイクルプロジェクト」や国産材を使った知育パズル作りをする「木づかいプロジェクト」などを開催しました。

他にも、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が、1989年から30年以上継続して実施している「ユネスコ世界寺子屋運動」の趣旨に、電通をはじめdentsu Japan各社が賛同し、活動をサポートしています。世界には貧困や紛争などで学校に行けない子供(6~14歳)が約1億2,100万人、教育を受ける機会がないまま大人になり読み書きのできない人が約7億7,300万人(世界の15歳以上の6人に1人)います。※日本ユネスコ協会連盟は、現在、カンボジア、アフガニスタン、ネパール、ミャンマーで、公平に学べる場(=寺子屋)を拡げる「寺子屋運動」を実施。これまでに44か国1地域に535の寺子屋を建設し、延べ約135万人に学ぶ機会を提供しています。

また、書きそんじなど未使用のハガキや切手、プリペイドカードなどを回収し換金することによって募金する、書きそんじハガキ・キャンペーンを実施。寺子屋運動の活動資金として活用するもので、毎年12月から翌年5月末までを回収強化期間として実施しています。電通は、「書きそんジロー」、「貼りそんジロー」、「使いそんジロー」からなるオリジナルキャラクター「タンス遺産3兄弟」を開発し、毎年コミュニケーション領域でキャンペーンをサポートしています。また、dentsu Japanでは、多くの書きそんじハガキなどを集め、寺子屋運動を支えています。

社会発展への貢献では、社会や地域の課題を解決するため活動しているNPOのコミュニケーション力強化を支援するプログラム「伝えるコツ」を提供しています。「伝えるコツ」は、コミュニケーション領域を専門にする電通と、社会課題に取り組むNPOメンバーでNPO広報力向上委員会を組成し、共同開発したプログラムです。現在、プログラム開発当初より長年協働している特定非営利活動法人日本NPOセンターで定期的にセミナーを開催しています。電通のクリエーティブ社員を中心とした講師が、オンライン・オフライン問わず、またオフラインでは全国各地でセミナーを開催しており、実施回数は20年目にして150回を超え、のべ5,700人以上の方々にご参加いただきました。「うまく伝える」ことがきっかけとなり、NPOの活動がもっと広がることを願い、活動を続けています。

また、コミュニケーション領域を専門にする電通の経験やノウハウを、「伝えるコツ」として誰にでも分かりやすく、使いやすくまとめたオリジナルテキスト(冊子・動画)を作成し、動画テキストはYouTubeで公開しています。

2016年度「グッドデザイン・ベスト100」(カテゴリー:地域・コミュニティづくり/社会貢献活動)受賞。