
キャラクターを活用したコミュニケーションに定評のある、電通の山本達也、糸乘健太郎の著書『強いブランドをつくる キャラクターマーケティングの新しい教科書』が、2月20日に翔泳社より発売された。
おびただしい情報にあふれているビジネスの最前線で、広告マーケティング手法として企業が独自に開発した「企業キャラクター」が注目されている。
従来は、広告の賑やかしとして捉えられることも多かったが、一瞬で顧客の目を引き、親しみのあるコミュニケーションをはかれる企業キャラクターは、デジタル・AI技術の進展とあいまって、顧客との関係性を短期的さらに中長期的に築くことができる、またとないマーケティング手段である。
共通ポイントサービスPontaの企業キャラクター「Ponta(ポンタ)」やテレビ東京の「ナナナ」など、かわいいだけでなくしっかりとブランディングや売り上げ、サービスの価値向上に寄与している企業キャラクターも多数存在する。
本書では、企業キャラクターの「デザイン発想」「ネーミング」「世界観のつくり方」「体験設計」「クオリティ管理の仕組み」「ファネルでの運用方法」「コミュニケーション戦略」を体系的に解説している。
さらに、企業の広報活動、インナーモチベーション、従業員のロイヤリティ向上に活用できる実例も紹介する。
SNS施策、AIやAR活用、ファンコミュニティ化など、最新の知見も詰まった一冊である。
【主な目次】
第1章 | 企業キャラクターをソリューションへ |
第2章 | 企業キャラクターを開発する |
第3章 | 企業キャラクターを育成し運用する |
第4章 | デジタル時代の企業キャラクターコミュニケーション |
著 者 | 山本達也、糸乘健太郎 |
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定 価 | 2200円(税込) |
発行日 | 2025年2月20日 |
ISBNコード | 978-4798182872 |
仕 様 | 単行本(ソフトカバー)・256頁 |
発 行 | 翔泳社 |