
MBAで事業のセオリーを学び、電通で新規事業を生み出している、アーロン・ズー氏の著書『アイデアは図で考えろ!』が、10月29日にクロスメディア・パブリッシングより発売された。
テクノロジーの発達やデジタル化によって業界の境界線がなくなっている現在、「アイデア」は全てのビジネスパーソンにとって必要不可欠な要素と言える。大企業では今まで以上に新しい価値を創出することが求められ、中小企業には新たな領域で事業を大きく成長させられる可能性が増えている。その源泉となるのが、「アイデア」である。
では、どのように「アイデア」を生み出せばよいか?
著者アーロン・ズー氏は、「アイデアを作るにはセンスがいるか?」との質問に、「ノー」と答える。アイデアの9割以上は「セオリーのインプット」と「ロジカルなアウトプット」から生まれるのである。「セオリーって、何の?」「ロジックって、どのような?」と戸惑う人がいるかもしれないが、本書は、この2つを分かりやすくマスターできる流れになっている。
シンプルな「図」という道具を活用して、アイデアを生み出すための「クリエイティブ思考」から、ビジネスに必要な「事業開発のセオリー」を誰もが身に付けられる内容である。
新しいビジネスを作りたいとか、自分の発想を形にしたいが方法が分からないという人、必読である。
著 者 | アーロン・ズー |
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定 価 | 1848円(税込) |
発行日 | 2021年10月29日 |
ISBNコード | 978-4295406150 |
仕 様 | 単行本(ソフトカバー)・256頁 |
発 行 | クロスメディア・パブリッシング |