「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる

電通の望月真理子と中町直太、元電通社員でディライトデザインの朝岡崇史による著書『「なりわい」革新 事業×組織文化の変革で経営の旗印をつくる』が、1月6日に宣伝会議より発売された。

近年、日本では企業の短命化が加速している。その一つの要因が、企業の「なりわい」と時代の求める「ニーズ」のズレ。そのことを見過ごしてしまったり、先送りしたことが、短命化の大きな原因になっている。そうなる前に、成熟期を迎えた企業が何をすべきか。

本書では、著者がこうした企業の「なりわい」に着目。自らの「なりわい」にズレを感じた企業がどのようにイノベーションを生み出していったのか。また、組織文化の刷新を進めていったのか。KDDI、SOMPOホールディングス、ヤッホーブルーイングなどの主要な企業のキーパーソンらに取材をし、研究を重ね、執筆にあたった。そして、EX活動(組織文化を刷新するインターナル活動)とCX活動(事業変革活動)の両輪を回していくことが、企業の「なりわい」革新を生み出すという仮説と構築したモデルをひもとく。さらには、読者がすぐに実践できるよう、「なりわい」再定義に向けたプログラムも紹介している。

【目次】

はじめに 「なりわい」革新 組織文化を変えると企業の未来が変わる
企業の寿命と「なりわい」革新/本書の構成について/本書の読み方
1 なぜいま「なりわい」の再定義が必要なのか
2 「なりわい」再定義の背景とパターン
3 新たな「なりわい」を具現化するためのEX活動+CX活動
4 「なりわい」再定義に向けたプログラム『Power Session®』
おわりに 「働き方のニューノーマル」と日本企業の「なりわい」革新
著 者 望月真理子 中町直太 朝岡崇史
定 価 2420円(税込)
発行日 2022年1月6日
ISBNコード 978-4883355242
仕 様 単行本(ソフトカバー)・172頁
発 行 宣伝会議

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