ソーシャルリスニングによる情報拡散構造分析とそれに基づくプランニングを実践してきた濱窪大洋(電通CXクリエーティブ・センター)が編集協力をした、元電通の西山守(桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授)による著書『話題を生み出す「しくみ」のつくり方』が、宣伝会議から発売された。
本書では、世の中で話題を集めた数々の映画、花王アタックZERO、吉野家の新メニュー、サントリーのCM「話そう。」、カップヌードル、コーンフレーク、タピオカなど、誰もがよく知っている事例がどのように話題化されたかを独自に分析。話題量の推移を示すグラフとともに丁寧に解説している。
また、それらの分析に基づいたデータ活用型のプランニング術も紹介されている。
SNS戦略をどうやって立てたらいいのかと悩んでいる人、そして商品や企業PRはもちろん、広告マーケティングに携わるすべての人にとって、仕事を進めるヒントとなる1冊である。
【主な目次】
Part1 |
いま、いかなる変化が起きているのか? |
1・1 |
トレンド変化と新たな「話題の構造」 |
1・2 |
生活者の変化とマーケティングの進化 |
1・3 |
なぜ、「 What」、「Who」、「How」が 重要 なのか? |
Part2 |
「話題の構造」を活用して、話題を起こすための方法論 |
2・1 |
ヒットした映画を読み解けば、「話題の構造」が見えてくる |
2・2 |
話題になる商品、キャンペーンはどこが違うのか? |
2・3 |
どうやれば予想を超えて話題を広げることができるのか? |
Part3 |
話題を生み出すための新しい方法論 |
3・1 |
「普通の人」 でもできる表現開発(Whatの要素) |
3・2 |
「誰が語るのが最も効果的か?」を考える(Whoの要素) |
3・3 |
「情報流通構造」を設計する(Howの要素) |
著 者 |
西山守 |
編集協力 |
濱窪大洋 |
定 価 |
1,800円+税 |
発行日 |
2021年3月29日 |
ISBNコード |
978-488335-508-2 |
仕 様 |
単行本・287頁 |
発 行 |
宣伝会議 |