
アートをビジネスに活用する電通のプロジェクトチーム「美術回路」のメンバーである若林宏保氏の通信教育教材『想像力を武器にする「アート思考」入門 ―あなたのビジョンを実現する4つの力―』が、PHP研究所より4月1日に発売された。
仕事にやりがいを見出だしたい、クリエイティビティを高めたい、新規事業を創出したい…、このようなビジネスの悩みを打破する思考法として注目されているのが、「アート思考」である。
本教材では、アート思考を「アーティストの思考回路」と捉え、その構成要素を「問題提起力」「想像力」「実現力」「対話力」の4つの力にわかりやすく分類。優れたアート作品に楽しく触れながらこれらの力を身につけ、アーティストのように自ら「ビジョン」を打ち立て、それを仕事で実現していくためのプロセスを学んでいく。
自分を見つめ直したい、これまでにないビジネスを生み出したいビジネスパーソンなど、アートに馴染みのない人でも楽しく理解できる内容となっている。
□ 主な目次 □
第1章 | アート思考とは何か? |
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1節: | あなたとアートの関係性 |
2節: | なぜアート思考が必要なのか? |
3節: | アーティストの思考回路とは? |
4節: | 現代アートから始めよう |
5節: | アートとデザインの違い |
第2章 | アーティストの4つの思考回路 |
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1節: | アーティストに共通する4つの力 |
2節: | 前提を疑う―問題提起力とは?―(マルセル・デュシャンの事例から) |
3節: | 見えないものを思い描く―想像力とは?―(オノ・ヨーコの事例から) |
4節: | 想像を現実にする―実現力とは?―(クリストとジャンヌ=クロードの事例から) |
5節: | 世の中と対話する―対話力とは?―(フェリックス=ゴンザレス=トレスの事例から) |
第3章 | アート思考を身につける |
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1節: | アート思考の内在化のプロセス |
2節: | さまざまなアートへの接点 |
3節: | アーティストの思考回路を探る |
4節: | 思考探索の実践例―ジャクソン・ポロックの場合― |
第4章 | アート思考をビジネスに活かす(株式会社スマイルズの事例から) |
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1節: | アートとの出会い |
2節: | 問題提起力から想像力へ |
3節: | 想像力から実現力へ |
4節: | 対話力から世界の設計へ |
第5章 | アート思考でビジョンを描く |
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1節: | ビジョン・スケッチの手法 |
2節: | 【ケーススタディ】地域の仕事とプレイス・ブランディング |
3節: | ビジョン・スケッチでビジョンを描く |
著 者 | 若林宏保 |
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定 価 | 15,400円(税込) |
発行日 | 2021年4月1日 |
仕 様 | 本冊136頁、別冊16頁 |
発 行 | PHP研究所 |
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