
「差別化」がマーケティングの常識とされるこの時代に、なぜ通販会社はあえて似たような広告を作るのだろうか。答えは、もちろんその方が売れるからだ。通販広告には勝ちパターンが存在し、制作者側はそのパターンに基づいて広告を制作するのである。そして、そのような勝ちパターンが生み出されたのは九州という土地柄。もともとテレビを利用した通販広告は、地方の企業が中央の大手企業に勝つための戦略として、九州の一食品事業者から始まったのだ。
本書では、その勝ちパターン=成功のための「鉄板法則」を7つに分け、そのあるなしでどのような差が生まれるかを明らかにするという、今までにないアプローチで実態に迫っている。
具体的には、鉄板法則を盛り込んだ広告とそうでない広告を制作し、調査にかけ、そこから得られたデータを心理学者の監修のもと、通販広告のプロが精緻に分析していく。
□ 主な内容 □
「売れない広告」がなぜあふれているのか
これが、現場で磨き上げられた、通販広告7つの鉄板法則だ!
鉄板法則1 | 「呼びかけ&問いかけ型導入」 |
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鉄板法則2 | 「小公女型商品説明」 |
鉄板法則3 | 「煽り型CTA」 |
鉄板法則4 | 「トリプルリフレイン」 |
鉄板法則5 | 「答え合わせ型街頭インタビュー」 |
鉄板法則6 | 「中2でも分かる特徴紹介」 |
鉄板法則7 | 「感覚刺激型BGM&テロップ」 |
著 者 | 香月勝行 妹尾武治 分部利紘 |
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定 価 | 940円+税 |
発売日 | 2019年11月19日 |
ISBNコード | 978-4334044428 |
仕 様 | 新書判、360頁 |
発行元 | 光文社新書 |