電通のクリエーティブ・ディレクター、キリーロバ・ナージャによる著書『6ヵ国転校生 ナージャの発見』が、7月5日に集英社から発売された(集英社インターナショナル発行)。本書は、ウェブ電通報の人気コラムが1冊にまとめられたものである。
ソ連(当時)に生まれ、両親の転勤で世界6カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)へ転校し、それぞれの国の学校で教育を受けた著者の稀有な経験を楽しく追体験。そこに記された体験や発見を切り口に、「当たり前」「ふつう」「常識」が問い直される。教育にも、自分らしさにも、正解なんてない、違いがあるだけ。子どもが違えばベストは異なる。時代が変わればベストも変わる。目的が違えばベストも異なる。世界のどこにも、絶対的な「ふつう」も「つまらない」も「変(へん)」もない。それを知ったナージャの世界転校ストーリー。
【目次より】
- 「よく書く」ためのえんぴつ。「よく考える」ためのペン
- 小学校の座席システム。実は、全部違った
- ロシアの学校では、体育で整列するとき背が高い人が前だった
- ロシアでは、「1年生」という学年が2学年ある
- 小学校のランチシステム。実は、さまざまだった
- 日本の学校では、数字の書き方も個性よりカタチだった
- 世界では、90年代からこんなものがテストに持ち込み可だった
- フランスの学校では、16/20が100点!?
- 日本の水泳教室は、タイムよりカタチだった
- アメリカの学校では、本を読むようにバイオリンを習う
- 小学校のノート模様。実は、こんなにたくさんあった
- イギリスの学校では、リンゴでお金を学ぶ
- カナダの学校では、悪ガキほど校長に会う
- ロシアの学校では、夏休みが3カ月ある
- ナージャの発見① 「ふつう」が最大の個性だった!?
- ナージャの発見② 苦手なことは、克服しなくてもいい!
- ナージャの発見③ 人見知りでも大丈夫! しゃべらなくても大丈夫!
- ナージャの発見④ どんな場所にも、必ずいいところがある!
- ナージャの発見⑤ 6カ国の先生からもらったステキなヒントたち
著 者 |
キリーロバ・ナージャ |
定 価 |
2420円(税込み) |
発行日 |
2022年7月5日 |
ISBNコード |
978-4797674132 |
仕 様 |
単行本(ハードカバー)・168頁 |
発 行 |
集英社インターナショナル |