SDGsの認知度自体は低いが、理解が進めばアクションを起こさせる力がある
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)において全社横断でSDGs※に関するプロジェクトを推進する「team SDGs」は、全国10~70代の男女計1,400名を対象に、SDGsに関する「認知・理解」「興味・関心」「SDGs認知者のプロフィール」「情報接触経路」についての現状を把握するため、「SDGsに関する生活者調査」(以下「本調査」)を実施しました。
今後当社は、本調査結果をもとに、SDGsのさらなる浸透に向けて顧客企業へ情報提供を行っていくとともに、多様な企業団体との協働でSDGs関連のビジネス開発を推進していきます。
本調査から得られた主なファインディングスは次の3点です。
1.SDGsの認知度は14.8%。認知度自体はまだ低いものの、SDGs の17の目標テーマを提示した上での共感度の平均は73.1%と高く、理解が進めば今後のアクションにつながっていく可能性がある。
2.SDGsの17の目標テーマの中で、共感を呼ぶテーマ、企業に期待するテーマ、個人的に取り組みたいテーマは異なる。
①「水」「海」のテーマ ⇒ 共感を呼ぶ傾向
②「水」「エネルギー」「海」のテーマ ⇒ 企業に期待する傾向
③「健康」「つくる責任、つかう責任」「水」のテーマ ⇒ 個人的に取り組みたい傾向
3.SDGsの認知者は情報感度・年収とも高く、新しい製品などを積極的に生活に取り入れている。
※SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193カ国が2016~30年の15年間で達成するために掲げた目標。世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットからなる。
詳細については添付のPDFをご覧ください。
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