電通の仕事は「チームワーク」。チームであらゆることを乗り越えよう

株式会社電通の2018年度新入社員入社式が、本日、汐留本社ビル1階の電通ホールで行われ、山本敏博社長が新入社員145名(男性84名、女性61名)に向けスピーチを行いました。要旨は以下のとおり。

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今から37年前、皆さんと同じく新入社員であった私は、「仕事が難しい」と感じていました。
先輩たちがいとも簡単にやってのけることを、自分はまともにできない。時間や手間がかかる。「自分にはこの仕事は、この会社は無理なのではないか」と不安に思った時期がありました。
しかし、経験を重ねると、知らず知らずのうちに仕事に必要な能力、知識、スキル、心構えなどが身に付きます。気が付けば自分も、かつての先輩のように軽々と仕事をこなし、さらに難しい仕事に取り組むようになっているはずです。

この先、思い悩むこともあるかもしれませんが、つまずいてもくじけないでください。焦らない、くじけない、諦めない。そうすれば、必ず道は開けます。
一人でつらい時は、仕事の先輩、同期、リーダー・サブリーダー、仕事を通じて知り合った別の部署の先輩など、誰かを頼って一緒に乗り越えてください。そして、同期がつらい時には、あなたが支えてあげてください。仲間で、チームで一緒にあらゆることを乗り越えていきましょう。
電通の仕事は「チームワーク」です。一人でも自分の役割を果たさないメンバーがいたら、ほころびが生じ、チームは動きを止めてしまいます。チームの中で役割分担があり、各自がそれを果たして初めてチームは機能するのです。

皆さんには「これは誰にも負けない」というものがあるでしょう。今は世間一般に日が当たらないことであっても、ぜひそれを大切にし、いっそう磨きをかけていってください。そうした情熱が、電通にエネルギーを与え、電通の新しい道を開き、電通人を輝かせてくれます。

電通の唯一にして最大の財産は「人材」です。改めて、今日から電通で共に仕事をし、共に電通を支え、共に電通の未来を創る仲間として、電通を舞台に、皆さん自身の可能性を大いに広げていってください。