業種別広告費(マスコミ四媒体、衛星メディア関連は除く)

「情報・通信」「精密機器・事務用品」「飲料・嗜好品」「家電・AV機器」「案内・その他」など16業種が増加

2021年は21業種中16業種の広告費が増加、5業種が減少となった。(2020年は1業種が増加、20業種が減少)

増加業種(16業種)

「情報・通信」(前年比129.6%、WEBコンテンツ、企業広告、移動体通信サービス、オンラインゲーム、他のインターネットサービスなどが増加)、「精密機器・事務用品」(124.6%、望遠鏡・顕微鏡<メガネ型拡大鏡>、企業広告、事務用家具などが増加)、「飲料・嗜好品」(119.7%、国産ビール、インスタントコーヒー、乳酸菌飲料、ビールテイスト飲料などが増加)、「家電・AV機器」(119.2%、空気清浄機、家電・AV機器総合、電気理容・美容器具などが増加)、「案内・その他」(119.1%、企業グループ、臨時ものが増加)、「家庭用品」(116.6%、企業広告、加熱式たばこ、機能性マットレスなどが増加)、「金融・保険」(116.1%、生命保険、仮想通貨、保険会社の企業広告、クレジットカードなどが増加)、「不動産・住宅設備」(114.4%、住宅設備総合、バスユニット、ホームセキュリティ機器などが増加)、「趣味・スポーツ用品」(113.9%、ゲームソフト、フィットネス用品、ゲーム専用機などが増加)、「外食・各種サービス」(112.1%、企業広告、人材派遣、宅配・引越サービスなどが増加)、「出版」(111.1%、企業広告、単行本、趣味専門誌などが増加)、「化粧品・トイレタリー」(105.3%、通販系女性用ラインナップ化粧品、柔軟剤、洗濯用洗剤、洗口液などが増加)、「流通・小売業」(104.5%、通信販売、コンビニエンスストア、他の小売店<出張買い取り>などが増加)、「教育・医療サービス・宗教」(104.0%、専門学校・各種学校、学校、病院・医療サービスなどが増加)、「薬品・医療用品」(102.0%、その他医薬品、企業広告、ばんそう膏などが増加)、「交通・レジャー」(100.4%、イベント・セミナー、コンサート、レンタカー、映画などが増加)の16業種が前年を上回った。

減少業種(5業種)

「自動車・関連品」(前年比88.7%、企業広告、軽自動車、SUV<国産・輸入>、2BOXなどが減少)、「エネルギー・素材・機械」(88.7%、ガソリン、ガス会社、電力会社などが減少)、「ファッション・アクセサリー」(97.3%、婦人服、ファッション・アクセサリー総合、紳士服などが減少)、「食品」(98.1%、通販系サプリメント、企業広告、即席みそ汁・おすまし、酢などが減少)、「官公庁・団体」(98.7%、広告団体、外国官公庁が減少)の5業種。

2021年 主な増加業種と減少業種(マスコミ四媒体、衛星メディア関連は除く)

(%)

増加業種
  前年比 構成比 増加寄与率
情報・通信 129.6 14.0 17.3
化粧品・トイレタリー 105.3 9.7 11.9
飲料・嗜好品 119.7 8.1 10.0
金融・保険 116.1 6.5 8.0
流通・小売業 104.5 6.4 7.9
減少業種
食品 98.1 9.4 49.7
自動車・関連品 88.7 4.2 21.9
ファッション・アクセサリー 97.3 2.2 11.8
官公庁・団体 98.7 1.8 9.3
エネルギー・素材・機械 88.7 1.4 7.3
流通・小売業 89.5 6.7 6.8

(注)増加(減少)寄与率は増加(減少)額合計に占める各増加(減少)額の割合。各上位5業種を掲げた。

2019年~2021年 業種別広告費(マスコミ四媒体広告費)

※衛星メディア関連は除く

内訳はこちら

業種\広告費 広告費(千万円) 前年比(%) 構成比(%)
2019年 2020年 2021年 2020年 2020年 2019年 2020年 2021年
1. エネルギー・素材・機械 4,228 3,639 3,228 86.1 88.7 1.7 1.7 1.4
2. 食品 25,505 22,406 21,970 87.8 98.1 10.3 10.5 9.4
3. 飲料・嗜好品 16,771 15,735 18,840 93.8 119.7 6.7 7.4 8.1
4. 薬品・医療用品 14,411 13,590 13,863 94.3 102.0 5.8 6.4 5.9
5. 化粧品・トイレタリー 24,029 21,384 22,524 89.0 105.3 9.7 10.0 9.7
6. ファッション・アクセサリー 7,536 5,357 5,213 71.1 97.3 3.0 2.5 2.2
7. 精密機器・事務用品 2,691 1,416 1,765 52.6 124.6 1.1 0.7 0.8
8. 家電・AV機器 4,500 3,896 4,643 86.6 119.2 1.8 1.8 2.0
9. 自動車・関連品 13,918 10,925 9,689 78.5 88.7 5.6 5.1 4.2
10. 家庭用品 6,158 6,031 7,033 97.9 116.6 2.5 2.8 3.0
11. 趣味・スポーツ用品 6,680 5,950 6,776 89.1 113.9 2.7 2.8 2.9
12. 不動産・住宅設備 11,316 9,841 11,256 87.0 114.4 4.6 4.6 4.8
13. 出版 6,526 5,732 6,366 87.8 111.1 2.6 2.7 2.7
14. 情報・通信 26,563 25,234 32,703 95.0 129.6 10.7 11.8 14.0
15. 流通・小売業 15,969 14,300 14,941 89.5 104.5 6.4 6.7 6.4
16. 金融・保険 15,083 13,054 15,155 86.5 116.1 6.1 6.1 6.5
17. 交通・レジャー 19,214 10,643 10,684 55.4 100.4 7.7 5.0 4.6
18. 外食・各種サービス 13,816 12,360 13,855 89.5 112.1 5.6 5.8 5.9
19. 官公庁・団体 3,905 4,170 4,115 106.8 98.7 1.6 1.9 1.8
20. 教育・医療サービス・宗教 6,501 5,400 5,614 83.1 104.0 2.6 2.5 2.4
21. 案内・その他 2,950 2,567 3,057 87.0 119.1 1.2 1.2 1.3
合計 248,270 213,630 233,290 86.0 109.2 100.0 100.0 100.0

2021年 業種別広告費の伸び率(マスコミ四媒体広告費)

※衛星メディア関連は除く

2021年 業種別広告費の伸び率(マスコミ四媒体広告費)のイメージ

2011年~2021年 業種別広告費推移(マスコミ四媒体広告費)

※衛星メディア関連は除く

2011年~2021年 業種別広告費推移(マスコミ四媒体広告費)
  1. エネルギー・素材・機械(前年比88.7% 構成比1.4%)

    • 2年連続の減少
    • ガソリン、ガス会社、電力会社が減少
    • 企業広告が増加
    • 新聞・地上波テレビの広告費が減少
  2. 食品(前年比98.1% 構成比9.4%)

    • 2年連続の減少
    • 通販系サプリメントが大幅な減少
    • 企業広告、即席みそ汁・おすまし、酢が減少
    • レトルト食品、生めん・乾めんが増加
    • 地上波テレビの広告費が減少
  3. 飲料・嗜好品(前年比119.7% 構成比8.1%)

    • 4年ぶりに増加
    • 国産ビールが大幅な増加
    • インスタントコーヒー、乳酸菌飲料、ビールテイスト飲料が増加
    • 家庭用カクテルが前年に引き続き好調、増加
    • 美容・栄養ドリンク(通販系含む)が減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  4. 薬品・医療用品(前年比102.0% 構成比5.9%)

    • 3年ぶりに増加
    • その他医薬品、企業広告、ばんそう膏が増加
    • 鎮痛・解熱剤が増加
    • サポーター・マスクが前年に引き続き好調、増加
    • 総合感冒薬、総合胃腸薬が減少
    • 新聞、雑誌、ラジオの広告費が増加
  5. 化粧品・トイレタリー(前年比105.3% 構成比9.7%)

    • 5年ぶりに増加
    • 通販系女性用ラインナップ化粧品が増加
    • 柔軟剤、洗濯用洗剤が増加
    • 洗口液、歯ブラシ、メイククレンジングが増加
    • ファンデーション、育毛・養毛剤が減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  6. ファッション・アクセサリー(前年比97.3% 構成比2.2%)

    • 8年連続の減少
    • 婦人服、ファッション・アクセサリー総合が減少
    • 紳士服、機能性肌着が減少
    • くつ下が増加
    • 雑誌の広告費が減少
  7. 精密機器・事務用品(前年比124.6% 構成比0.8%)

    • 3年ぶりに増加
    • メガネ型拡大鏡、企業広告、事務用家具が増加
    • 腕時計が前年に続き減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  8. 家電・AV機器(前年比119.2% 構成比2.0%)

    • 5年ぶりに増加
    • 空気清浄機、家電・AV機器総合が増加
    • 電気理容・美容器具が前年に引き続き好調、増加
    • 前年好調だった4Kテレビ、電気掃除機、企業広告が減少
    • 地上波テレビをはじめ全媒体の広告費が増加
  9. 自動車・関連品(前年比88.7% 構成比4.2%)

    • 4年連続の減少
    • 企業広告が大幅な減少
    • 前年好調だった軽自動車が一転して減少
    • SUV<国産・輸入>、2BOXが減少v新聞、地上波テレビの広告費が減少
  10. 家庭用品(前年比116.6% 構成比3.0%)

    • 4年ぶりに増加
    • 企業広告、ライター・喫煙具が増加
    • 機能性マットレス、脱臭剤が前年に引き続き好調、増加
    • 前年好調だった殺虫剤が一転して減少
    • 地上波テレビの広告費が増加
  11. 趣味・スポーツ用品(前年比113.9% 構成比2.9%)

    • 5年ぶりに増加
    • ゲームソフト、フィットネス用品が前年に引き続き好調、増加
    • ゲーム専用機、パチンコ・パチスロ機が増加
    • ゴルフクラブが前年に続き減少v地上波テレビの広告費が増加
  12. 不動産・住宅設備(前年比114.4% 構成比4.8%)

    • 4年ぶりに増加
    • 住宅設備総合、バスユニットが増加
    • ホームセキュリティ機器、セントラル関連機器が増加
    • 前年好調だった住宅リフォームが一転して減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  13. 出版(前年比111.1% 構成比2.7%)

    • 9年ぶりに増加
    • 企業広告が大幅に増加
    • 単行本、趣味専門誌が増加
    • 他の出版物<英語教材・テキスト>が前年に引き続き減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  14. 情報・通信(前年比129.6% 構成比14.0%)

    • 4年ぶりに増加
    • WEBコンテンツ、企業広告、移動体通信サービスが大幅な増加
    • オンラインゲーム、他のインターネットサービスが前年に引き続き好調、増加
    • 民間放送、衛星放送が減少
    • 地上波テレビの広告費が増加
  15. 流通・小売業(前年比104.5% 構成比6.4%)

    • 7年ぶりに増加
    • 通信販売、コンビニエンスストアが増加
    • 他の小売店<出張買い取り>が増加
    • 商店街・ショッピングモール、総合スーパーが前年に引き続き減少
    • 地上波テレビをはじめ全媒体の広告費が増加
  16. 金融・保険(前年比116.1% 構成比6.5%)

    • 3年ぶりに増加
    • 生命保険が大幅な増加
    • 仮想通貨、保険会社の企業広告、クレジットカードが増加
    • 通販系<自動車・がん>保険が減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  17. 交通・レジャー(前年比100.4% 構成比4.6%)

    • 6年ぶりに増加
    • イベント・セミナーが大幅な増加
    • コンサート、レンタカー、映画が増加
    • 旅行会社、ホテル・旅館、鉄道が前年に引き続き大幅な減少
    • 新聞、地上波テレビの広告費が増加
  18. 外食・各種サービス(前年比112.1% 構成比5.9%)

    • 3年ぶりに増加
    • 企業広告、人材派遣が増加
    • 宅配・引越サービスが前年に続き増加
    • 前年好調だった飲食業が一転して減少
    • 地上波テレビをはじめ全媒体の広告費が増加
  19. 官公庁・団体(前年比98.7% 構成比1.8%)

    • 前年の増加から一転して減少
    • 広告団体が大幅な減少
    • 外国官公庁が減少
    • 各種団体、政党・政治団体が増加
    • 地上波テレビの広告費が減少
  20. 教育・医療サービス・宗教(前年比104.0% 構成比2.4%)

    • 3年ぶりに増加
    • 専門学校・各種学校が増加
    • 学校、病院・医療サービスが増加
    • 通信教育、予備校・学習塾が前年に続き減少
    • 地上波テレビの広告費が増加
  21. 案内・その他(前年比119.1% 構成比1.3%)

    • 14年ぶりに増加
    • 企業グループ、臨時ものが増加
    • 案内(求人・その他案内広告)が前年に続き減少
    • 地上波テレビの広告費が増加